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言葉を選ぶ… … それは大きな楽しみ

今月末締め切りの、橋田賞の応募原稿を推敲しています。コンクーラー(コンクールに応募する人の呼称)の楽しみは、一つはコレ!

初稿が上がるまでは、ひたすら苦しい!何もない土地に一つ一つ、道を通し、建物を建て、人を配置しなければいけないから。人を走らせたり、躍らせたり。道や空、海には、車が通ったり、宇宙船が横切ったり。書き方はそれぞれだけど、私は、ひとまず、文末に(了)をつけるために、突っ走ります。たまにしか立ち止まりません。

初稿の後は、推敲による改稿を重ねて行きます。突っ走って書いて、このセリフは、と思った所は読み直して必ず気づきます。一度目の改稿では直せない時は、黄色くマークしておきます。そうそう、初稿は初稿として残す事を忘れずに。自分のその作品の全てが初稿には詰まっている、そう教えられたから。

シナ友、家族、読んでくれる人がいたら読んでもらいます。Twitterしていたら、シナリオ交換、呼びかけたり。私は、Twitterのシナ友に交換して貰いました。二人に初稿お願いして、感想を貰いました!自分の思っている事が伝わる感動、もう、シナリオ書いている目的の一つ『私の叫びを聞いてほしい』が叶っていますね。今また、三人の方に改稿分の感想を貰えるようにお願いしている所です。もっとうまくなったら、シナリオ分析のプロにもお願いするつもり。

黄色をつけたセリフには、ぴったりはまるセリフがあるはずです。今の私の語彙にそれがあれば、はまります。なければ、はまらない。それだけの事。

登場人物が、勝手に喋ったり、行動を取ったり、人が書いた物語も面白いですが、書く物語も面白いですよ。何より、心の中を、出してもいい部分だけ出していけば、無理なく、心が軽くなっていきます。

私は、ただ、シナリオを書いています。ただ、毎日、書いているだけなのです。二年半前と同じ事を、今日もしているだけです。それなのに、コンクールに応募したり、原案シナリオとしてYouTube動画に採用されたり、世界が広がって行くのです。面白いなあ、と思うのです。


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