Day 1. 夫が家から消えた日

いつか何かを発信できればとインストールしていたnote

夫がコロナ陽性且つ重度の白血病と知らされた今日がその日なんだろう

夫は36歳。ちょっと太ってるけど、でも最近は食事制限もしてジムにもこっそり通い始め、少しずつ痩せてきたと喜んでいた。

"いつもと同じ"が"いつもと違う"になっていく時間

数日前から扁桃腺炎を患い、医者にも何度か診てもらったが食事もできないと苦しそうだった。
コロナかな?
コロナにしては熱もないし、わたしも扁桃腺炎で苦しんだ経験があるのも相まって「大丈夫?」と心配するくらいで済ませてた。

それが昨夜になって熱がだんだんと上がり出し。
あれよあれよと39.9℃

夫の顔から生気がきえていた。
陶器のような黄味を帯びた白い顔。

それでもわたしは、「40℃辛いよね。わたしも何度か経験したからわかるよ。解熱剤飲んでとにかく休んで」とまだまだ危機感もなく3歳の息子の寝かしつけに奮闘していた。

#7119

解熱剤を飲んでもさそど変わらず、目がよく見えないから救急車を呼びたいと夫が言いだした。

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