【好きな人は妻子持ち⑪】2度目の旅行とラブレター

おはようございます。
辛いこともネタにしようと思って生きてます、徳之進(とくのしん)と申します。こんな名前ですが、女です。

先日、3年半関係を持った方が、実は妻子持ちだったが判明したと同時にLINEブロックされて終わりました。知り合った当初は独身だったみたいだけど、私との関係を続けながら結婚して子供も生まれたんだと思います。

今思えば寂しがりな人だったのかな。
連絡が途絶えた時期もあったけど、ほぼ毎日のようにLINEをして、特に何を話すわけでもないのにZoomを繋いでそれぞれの好きな事したり。
そのおかげで私はコロナ禍の自粛期間も、話す相手がいて病むことなく過ごせたから、とても感謝してる。

2020年秋。最後に会ってから9カ月ぶりに旅行へ行くことになった。
土日と平日も被せて2泊3日。空気がきれいな場所へ、ワーケーションも兼ねての旅行だった。
彼の会社の保養所で、連れてってあげたい場所なんだって。そんなこと言われたらめちゃめちゃテンション上がる。

彼の誕生日の少し前だったから、私は何かプレゼントしたくて事前に聞いたのだけど「特に欲しいものは無い」のだそう。
もらったら返さなきゃいけなし面倒なのかな、って思って物をプレゼントするのは辞めた。でも何かしら気持ちを示したくてマフィンを焼いて持っていくことに。手紙も添えて。

9か月会えなくて、でも連絡は続いてたのだから、もしかしたら彼は私と一緒になってくれるのかもしれないって期待してた。
手紙には”好き”という言葉は書かなかったけど、
知り合って2年半経った今も一緒に居れること、私が大変だった時期に支えてくれたことへの感謝、これからもよろしくね、って内容を書いた。

これで彼の反応を見たかった。私は好きですよ、って伝えたつもり。
けれど手紙はその場では読んでくれなくて、その後も手紙に対する返事はなかった。

だからもう、この時にほぼ悟った。
あぁ、貴方と一緒になれるのは私じゃないんだねって。

それでも「他に付き合っている人が居る」「結婚している」なんて言葉を聞かない限り、僅かな可能性に期待してしまう。

旅行はとても楽しかった。
早朝自然の中で一緒にヨガをしたり、美味しいものを食べたり、私の行きたいところへ連れてったくれた。前回の旅行と違ったのは、彼のスマホで私の写真を撮ってくれなかったこと。私のスマホで撮ってくれた写真のうち、一番のお気に入りをSNSのアイコンにした。私って彼の前でこんなに穏やかな顔してるんだって酔いしれてた。

あと、この時からエッチが支配的になった気がする。
回数重ねて深まったのもあるのかもしれないけど…首を締められたり、噛まれたり、唾を飲まされたり。
私の性癖も開花したのか、彼だからなのか、全部快感になったけど。笑

9カ月ぶりに会うから何か進展するんじゃないかって期待したけど、結局何もなくて、帰ってきた。

会えて嬉しい、でもしょんぼり。
またグレーな関係に戻っただけ。

これを機に、私は度々地元へ帰ってまた彼と会うようになった。
自分の家族や友達に会うために地元に帰る、そのついでに彼にも会う、っていう提にしてたけど、実際は彼に会いたいから帰ってた。

前までは一緒にホテルに泊まってくれていたのだけど、その頃から彼は、夜中や早朝に帰るようになってた。

充分察することは出来る材料は揃ってるのに
それでも僅かな可能性を信じて、と言うより、事実を聞いて会えなくなるのが嫌、が正解かな。色んな事を深く考えず、突っ込まず、より長く一緒に居られる方法だけ考えてた。

この頃から今まで、会えても進展しないのはもうわかってた。体の関係もある気心知れた友達。そんな感じ。
いつか彼は居なくなってしまう。私は1人でも生きていけるように強くなろう。彼から見て魅力的な女性で居たかったし、何より自分でカッコ良いと思える女になろうと思って行動した。次回はその話でも。

最後まで読んで下さりありがとうございます。

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