日本の土は何故酸性なの?


こんにちは。
戸田果樹園です。
愛媛県西条市でぶどう狩りをしております。

ご覧いただきありがとうございます。

本日のテーマはなぜ日本の土は酸性が多いのか?です。

結論から入ります。

①雨が多いからです。


理由を述べます。

雨でアルカリ性のミネラルが流されるからです。

日本の土のおおくがph5から6と言われてます。
原理は、ミネラルはカルシウムイオンやマグネシウムイオンなど陽イオンとして土の中で存在します。

腐食や粘土がマイナスイオンなのでそこに吸着しております。

しかしこの結合は弱く

酸性雨が降ると、水素イオンと置き換わってしまいます。

酸性土の問題点

アルミニウムイオンは毒性が強い。

なぜか?中性土壌ではアルミニウムは溶け出さず無毒だが
ph5.5を下回ると溶け出しアルミニウムイオンになる。もともと土中にはアルミニウムはたくさん含まれている。
これが溶け出すのが問題である。
何故か?

りん酸と吸着し養分を吸収するのを阻害する。また根っこの生育を阻害します。
酸性土壌では根っこが分泌している根酸という根っこが吸収しやすいように土の成分を酸で溶かす機能がある。
その機能が低下する。

また有用な微生物が酸性土壌では住みにくい。

以上の問題点がある。

なので作物にもよるが適正なphを測定して石灰資材を入れることが大事です。

以上ですを

ここまでご覧いただきありがとうございました。

本日は何故日本の土は酸性に偏っているのか?というテーマでお話しをしました。

雨が多いからでしたね。

次回も戸田ぶどう学校で農業のことを一緒に学べたら嬉しいです。

ありがとうございました。


この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?