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ぶどうの誘引のポイント

こんにちは
戸田果樹園です。
愛媛県西条市でぶどう狩りをしてます。
いつもご覧いただきありがとうございます。
本日のテーマはぶどうの誘引のポイント。
なぜかこのテーマかといえば

4月の末頃から始まる重要な管理作業だからです。

現在4月9日です。

本日の記事ではぶどうの誘引方法とその注意点が理解できます。

ご家庭で栽培される際に実用的だと思います。


では目次です。

①誘引ってどんな作業?

②誘引しないとどうなるの?

③いつするの?

④どうやってするの?

⑤注意点は?

誘引ってどんな作業?

一言でいうとぶどう棚にぶどうの枝を結束する作業です。

重要な枝管理作業です。目的は感光性を上げ品質の高いぶどうを作ります。

ぶどう枝の勢いの調整、樹形を調整するために行います。



誘引しないとどうなるの?

一言でいうとぶどうの枝がジャングルみたいになります。

枝が込み合ってぶどう棚に巻き付きます。

枝が折れたりします。

そうなると何がよくないかいいますと

枝の生育が悪くなり養分の生産が上手にできなくなります。

なのでバランスよくぶどう棚に結束する作業が必要です。


いつするの?

ぶどうの枝の長さが50㎝伸びた頃です。

その頃からぶどう棚の張線に結束してきます。

作業が早いと折れやすい。遅いと枝どうしが絡まってしまうのて適期にやるのが作業の効率化のために大事。

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④どうやってするの?

テープナーという結束する道具を使います。

金額は1.8万円くらいです。ネットで購入できると思います。


消耗品としてテープとシンも必要です。

⑤注意点は?

ぶどうの枝は折れやすいので注意。硬くなってから誘引をする。

捻枝をしながら行わないと特にベリーAは枝の弾力が少ないので折れやすい。

強風による欠損も考えて緩く結束をする。

主枝20センチ間隔で1枝残す。

多すぎると棚が暗くなるため。

誘引をしながら最終的な芽かぎを行います。

芽かぎの動画がありますので過去の記事を参考にしてください。

最終的な芽かぎとは1芽座に1新梢です

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ではやり
以上まとめますと

誘引のポイントは


バランスよく20センチ間隔でぶどうの張線に結束していく技術です。


皆様のぶどう栽培に少しでもお役にたてれば幸いです。
本日もご覧いただきありがとうございました。

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