見出し画像

シャインマスカットの摘心の管理作業のポイント

こんにちは

戸田果樹園です。
愛媛県西条市でぶどう狩りをしてます。
いつもご覧いただきありがとうございます。
本日のテーマは摘心と副梢の管理作業のポイントです

本日の記事ではシャインマスカットの摘心とその注意点が理解できます。

ご家庭で栽培される際に実用的だと思います。

では目次です。

①摘心ってどんな作業?

②摘心しないとどうなるの?

③いつするの?

④どうやってするの?

⑤注意点は?

では見ていきましょう。

①どんな作業?

新梢の先端を切除する作業です。

新梢の伸長を抑制し一時的に養分を花に流すのを目的にしています。

流し新梢の生育を抑制することで短い枝の成長を促進させて、生育を均一にすることもできます。その後の作業の効率化につながります。

画像2


②作業しないとどうなるの?

養分が栄養成長である新梢の成長にばかりいき、花ぶるいをしてします。

なので実どまりをよくするための重要な管理作業です。

当園で行っている短梢剪定など樹勢が強くなる場合は必ず行う必要があります。




③いつするの?


開花直前に行います。

展葉8枚目です。理由は枝の成長から花の成長に養分を流すためです。

なぜ展葉8枚目か?それは昨年の貯蔵養分がきれるのが8枚目だからです。

そのため枝の生育ばから養分がいっては花が大きくなりません。



④どうやってするの?

強く伸びている新梢に対してのみやります。

開花直前80㎝の新梢に対して先端の未展葉の部分を切り取ります。

それより短い新梢には必要ないです。

なぜ未展葉の部分を切除するかですが

成熟に必要な葉っぱの確保と副梢の発生を抑えることが必要です。

シャインマスカットの摘心について


より高品質な房を作るために研究された結果

シャインマスカットの摘心は房先3枚がよいと言われている。

理由は研究結果から来ているのですが、葉っぱの枚数確保が心配ですが

副梢で補っています。この摘心は長梢剪定では難しいです。




画像1



⑤注意点は?

摘心すると果粒肥大がすすむので、着果過多だと糖度や着色に問題が生じる場合があるので気を付けてください。


摘心が遅れた場合はどうするか?

結論ですが遅れてもした方がよいです。

理由としては遅れても果粒肥大に効果がみられるからです。

なので遅れても必ずした方がよいです。

その場合は房先6葉残す摘心を満開期までにやれな良いです。

開花初めから約3週間後の摘粒直後の処理ですも一定の効果がみられます。


画像3




まとめ

①摘心は新梢の未展葉部分を切除する作業

②遅れても必ずする

③花穂に一時的に養分を流す技術

④新梢が80㎝が適期




皆様のぶどう栽培に少しでもお役にたつ情報を発信してます。フォローいただきましたら幸いです。


本日もご覧いただきありがとうございました。


戸田果樹園が摘心はAmazonで頼んでます。安くてすぐ届きポイントも使えるので利用してます。


⭐︎人気記事

戸田果樹園のぶどうの学校はこちら


この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?