見出し画像

PG wasn't built in a day(北海道)

先日参戦できましたポルノグラフィティ25周年記念ライブツアーの記録です。

私の人生におけるポルノグラフィティの記録はこちらです。

この記事を書いたときは予定が未定でしたが、
友人から誘ってもらえている状態ではありました。
その後なんやかんやありましてがっつりお休みを取ったので
無事に行くことが出来ました。
稀代の雨バンドなので飛行機も心配でしたが何事もなく。
地元で彼らに会うのはJOIN ALIVE以来約8年(!)ぶりです。

開演前から場内に貼ってある懐かしのアーティスト写真の数々に興奮。

A4くらいの紙があちこちに

25年の歴史をここにも感じました。

開演してから気付いたのですが、
今回のツアータイトル
ローマは一日にして成らず、
ならぬ
ポルノグラフィティは一日にして成らず、
ということで開演前SEはやたらクラシック系で
ヨーロッパ感を演出。
セットも煉瓦のアーチにランプといった感じでした。

毎回そうですが
ポルノはツアーグッズのデザインにあまり心惹かれず
(他アーティストもあまりグッズを買わないですが)
若い頃は手当たり次第買ってたのですが
今回は地域限定ポルノTシャツだけで良いか〜ととりあえず列に並び
いざ順番が来てSしかなさそうなのでSで、と言ったら
在庫確認します!と待たされ
少ししてから「完売しました!」と。
残念…今後も74ersのポルノT着ますね。
(ちなみにこの日は氷点下なので
半袖ではなく2005年のSWITCHラグラン七分にしました。
結果、暑すぎて半袖で十分でしたが…)

そして開演と同時に
あの印象的な電子音のイントロが…
えーびばーでぃせーえ!
と言われなくても「フゥフゥ!」と声が出てしまう、
【Century Lovers】です。

いきなりの銀テープ

最後にワンマンに行ったのが∠TARGETのはずですので
あれから14年…
彼らのライブも当時と色々変わってるだろうな〜と思っていたのですが
驚くほどに変わっていなかったです。良い意味で。
ファンの治安が良いのも変わらず、
これぞホーム!!!という感じがしました。

声出し応援解禁になってから
ELLEGARDEN、夏フェス、野球、SEVENTEENに行っていたので、
岡野さんが「久し振りに皆の声を聞けて嬉しい!」と言ってくれてやっと
そうか彼らは今回からだったのかぁと知りました。
ポルノは手拍子や手振りなどでも十分楽しめますが。
エルレとポルノは体に染み付いているので自然と歌って踊ってしまいます。
そして岡野さんが
「歌え〜!とかわしは言うけど、
それぞれのスタイルで楽しんでくれたらええよ」と言ってくれるところに
やっぱりこの人達が好きだな〜と思いました。

印象的だったのはやはり昔の曲が多く、
序盤の【ミュージック・アワー】で
変な踊りを久々にできたのもとても嬉しかったですし、
【foo?】でラバッパーになった人間としましては
【オレ、天使】と【空想科学少年】をこのタイミングで聴けたことにも驚き嬉しかったです。

【Sheep】も懐かしくてわ〜〜!となりました。
歌い終わった後に
「この曲は30代前半で書いたんやけど
まだあの頃はティーンネイジャーの気持ちがわかったんやね。
もう49やから書けない歌詞やわ」
的なことを言っていて、
いや、30代前半の私にはもうわからんよ!十分お若いです!
と笑いました。

最近の曲では【アビが鳴く】は
広島出身者だからこその曲で
生で聴くととても響きました。

宝塚で使用された
【ジョバイロ】【ハネウマライダー】【オー!リバル】あたりも聴けて
ヅカヲタ歓喜しましたし、
【アポロ】【サウダージ】【アゲハ蝶】などのド定番も懐かしかったです。

そしてアンコールラストが撮影可能曲。
大好きで大好きで大好きだった時代と同じ、
【ジレンマ】でした。

動画のアップ方法がわからないので写真です

MCは安定のマイペース。
晴一さんは終始朝見たワイドニュース(どローカル)の話をしてまして。
「今日ほぼほぼその話やね」と席で突っ込んだら
同じことを岡野さんが突っ込んでいて
やっぱり私の人格形成は岡野さんが関わってるなと嬉しくなるなどしました。
(他にもライブ中たまに同じことを言ったりやったりしてしまう瞬間があり、
中高生時代四六時中見て聞いていた甲斐があるなと)
サポートメンバーはもう1人も馴染みがないですが、
晴一さんがカレーの件でNAOTOさんに連絡したという話だけで
ほっこりしました。

岡野さんは音を外す、ということがまず無いのですが
あの歌唱力の高さが健在なのは勿論
声量も音域もパワフルさも全てが全く衰えておらず
最近のフェスの映像などでも思っていましたが
生で聴くのが今も音源の1000000倍素晴らしい!
歌って走ってジャンプしても声がぶれないしアンコールの最後までごりごりに声が出ている。
たまーーーに噛んだり歌詞を間違うのが愛嬌です。

ELLEGARDENも20周年という節目を昨年お祝いしましたが、
彼らのように休止期間などはなく
デビュー曲から注目されその後もヒット曲を飛ばし
様々なタイアップを重ねて
コンスタントに活動を続けながら
高いクオリティを維持して25年続けるというのは本当に奇跡のようなことだと思います。
MCで「25年もやってると紆余曲折があって大変だったって話したほうが
インタビューとかでも喜ばれるような気がするんじゃけど
正直そんな大きな事件も起こらず順風満帆の25年やったんよ」
って岡野さんがはっきり言ってくれたことと、
晴一さんが
「何度か話してるけど、
大阪でチケット手売りしてた頃から全国でライブをやることが夢やったから
デビューしてから行ったこともない土地で
曲を聴いてライブに来てくれる人、
待っててくれる人が沢山いることが本当に嬉しかったし
何年続けてもこうやって全国でライブしたい」というようなことを
もっと良い言葉で言ってくれたこと、
あまりにも健全で真っすぐで変わらないポルノグラフィティで最高でした。
青春を捧げたバンドが、
今尚こうして曲を出し、ライブをし、全国も回ってくれる。
ずっと追っているわけではないけれど
ふと思い立ったら会いに行ける。
今でも大事な大事な存在です。
行けて良かったなぁ。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?