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京大少年

読み終えた本の記録です。
読書自体は色々しているのですが
記録を残すのは面白かったもののみにしています。

関西で知らない人はいないであろうコンビ"ロザン"の
菅さんの著書、「京大少年」です。

菅ちゃんはこれまでに3冊出されているので、
順番でいうと先に「京大芸人」を読むべきかもしれませんが
たまたま図書館で見つけたのでこちらから。
(もともと興味はあったのですが
図書館に置かれていることに驚き、即借りてしまいました)

相方の宇治原さんについてだけでなく
ご自身の少年時代についても書かれているのですが、
菅ちゃんが転校続きで別れが辛いので
「もっと仲良くなりたい気持ち」と「これ以上仲良くなってはいけない気持ち」のせめぎ合いだった
というのはとても共感しました。
子供なりに色々考えながら生きてるんだよなぁ皆
と忘れかけていた気持ちを思い出したりも。
そんな菅ちゃんが転校はもう無いとわかった高校で
「親友を作ろう」と思ってから宇治原さんに出会ったのは
ドラマチックだなと思いました。

一方の宇治原さんについては、
菅ちゃんが書いているから当然ですが感情があまり描かれないので
まさしく"高性能勉強ロボ"みが増していて面白いです。
御本人が書いたらこうはならない気がします。

一気に1冊読み終えられますし
いつものnoteの文章のような文章で読みやすいです。
ロザンを知らない人が読んでも面白いのかどうかはわかりませんが
ご存知であれば2人の関係性がこうやって築かれてるんだなぁということも見えて面白いです。
最近はアイドルも芸人も仲良しビジネスが盛んですが
本当に仲が良いかどうかは本人達にしかわからないと思うタイプの私ですら
この2人の肩肘張らない関係性は見ていて心地良いです。

個人的には、
菅ちゃんの浪人が決まって宇治原さんに連絡したら
「(芸人になるの)1年待つわ」と言ってくれたこと、
相当嬉しかったんだろうなぁとほっこりしました。

ネタバレが少ないほうが面白いと思いますので
短いですがこのくらいにしておきます。

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