【お天気】毎日とてもねむい【やったー】

晴れると嬉しい。洗濯物がよく乾くから。
洗濯物を干すのが家事の中で一番好きだ。いい匂いがするので好きだ。最も、そもそも家事全般が嫌いなので洗濯物を干す事も決して好きなわけではない。家事の中では最も心地よいというだけだ。

さて最もという言葉を俺は二度使用したが同じ言葉なのに意味が全く違っている。こういう単語が好きだ。同音異義語とか、逆に類義語だとか、日本語しか知らないから日本語のそういうのが好きだ。多言語も知っていたらそれも好きになったかも知れない。ミステリ小説のトリックか、西尾維新作品やトリガー作品の登場人物の名前とか、ああいうのも理由なく好感度が上がる。

よく晴れた秋の日は気候がなんだか心地良くて、とても眠くなる。秋眠なんとやらだ。そんな言葉はない。

春と秋は似ているようで全然違うな。
地球には季節という概念がありますが、そんなもの着ている服や部屋の温度をイジってしまえばいくらでもどうにでもやり過ごす事ができるので、俺は季節なんかなくたっていいのになと思う。季節行事も冠婚葬祭も糞食らえだな。けれど同時にそういうのを楽しみに思う俺もいたりするのでやってられません。
なんでもかんでもお祭り騒ぎは楽しいよな。
この前は暇すぎて一人でエレクトリカルパレードの曲を歌いながら家の中を徘徊していたらなぜかすごく悲しくなった。なぜ?

コンビニでおにぎりを買ったらピーッとするところの真上に買ったよのシールを貼られて、ピーッが上手くやれず最悪の剥け方をして本当に何もかも嫌になった。
ビニールに海苔が半分ほど持っていかれ、床に海苔の破片が散らばり、おにぎりは真ん中で二つに裂けた。
常々俺はコンビニのおにぎりを上手く剥ける事に自信を持っているので、こんな事になってしまったのが本当に心の底から悔しかった。俺はもっと上手くやれるのにと思った。悔しさのあまり泣くかと思った。なぜ?
もういい歳なのでこういうことでコンビニの店員を恨んだりはしなくなった。けれどおにぎりの悲惨さに俺の心はこの時引き裂かれた。このおにぎりのように。

一緒に買ったじゃがりこの新しい味もあんまり好きな感じじゃなかった。

こういう日は往々にしてある。

天気が良いからといってその日が素晴らしくなるわけじゃない。そういうのはもうちゃんと分かっている。大丈夫。もう大人だから。

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