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コミュニティーFMは、凄い。

昨日の新潟日報の朝刊「日報抄」に興味深い記事があった。

新潟県新発田市のコミュニティーFM「エフエムしばた」が新しい取り組みとして、特別番組「子どもたちと楽しいラジオ」を放送しているそうだ。

新型ウイルスの感染拡大で家にいる子どもたちに向けた番組。学校の先生からのメッセージを伝えたり、まさに地域に根付いたコミュニティーFMの特性を生かした企画。子どもたちの、みんなと一緒にあそびたい、などの何でもないメッセージが紹介されているらしい。何でもない日常こそが今最も欲しいものなので、リスナーの心に響くそうだ。

ネットによるコミュ二ケーションとは少し違って、チューニングの手間はあるにせよスイッチオンで声が飛び込んでくる。ラジオという端末はどの家にもあるし、たいてい操作出来ない人もあまりいないでしょう。

大人たちも子どもたちも日常にストレスを抱えている今、同じような状況を抱えてる人たちと電波を通して、リアルタイムで時間を、思いを、共有出来るだけでも元気が出ると思うんです。パーソナリティが声で元気を届ける!凄く良い企画だと思う。

有事を有事と認識して素早く取り組みを行う新潟のコミュニティFM、先んじてる。他でもやってらゴメンなさい。僕が知らないだけなんで。日報も流石の情報力。

ちなみに、日報抄、同級生が書いているらしい。確かにアタマキレる方だった。「新聞の社説毎日読んで国語力付けよう!」とか言って一緒に勉強してたのに、30年以上も経つと、その社説を書く人になってるという、なんてエクセレントな話。もう僕らもそういう年代なんだね。

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