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徳川家康、武田信玄と鳳来寺

1.徳川家康と鳳来寺

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 東照神君(徳川家康)の父・松平広忠は、子供の無いないことを歎き、北の方(正室)・於大の方(後の伝通院)と共に鳳来寺の峯乃薬師へ参籠され、祈願された。

 その結果、ある夜、於大の方は、霊夢を見て妊娠し、12ヶ月後に安産した。(10月10日(とつきとおか)ではなく、12ヶ月というのは、峯乃薬師の周囲の十二神将が1神将につき1ヶ月、交替して護ったからである。)於大の方は天文11年壬寅年(1542年)寅日(26日)寅の刻(午前3~5時)に東照神君(徳川家康)を出産した。(来年は寅年ですが、家康大河は再来年(卯年)ですね。まぁ、天文11年12月26日って、新暦(ユリウス暦で1543年1月31日、グレゴリオ暦で1543年2月10日)では1543年(卯年)だけどね。)

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