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好き3つ

「来年のことを言うと鬼が笑う」
と言うが、来年のことを考えている。

noteに何を書くかだ。
①技術史
②徳川家康(大河ドラマ評)

のどちらにしよう?

今日は蒸気機関(スチーム・エンジン)の技術史について学んだ。
世界初の蒸気機関は、ヘロンの汽力球(風神球、aeolipilem、エオリパイル)「アイオロスの球」(Hero engine)だが、これはお遊び。
実用化したのは、ニューコメン(Thomas Newcomen)である。しかし、ニューコメン型蒸気機関は効率が悪く、ワット(James Watt)がコンデンサ付の蒸気機関を発明したことにより、蒸気機関が普及し、産業革命(動力革命)が起きた。「ワットは、ゴルフ場の空に雲が浮かんでいるのを見てコンデンサ付蒸気機関を発明した」というが、「ニュートンは、林檎が落ちるのを見て万有引力を発見した」「デカルトは、蝿が飛ぶのを見て座標を発明した」という逸話同様、信じてよいものか、どうか。

キュニョーの「ファルディエ」号が世界初の交通事故を起こした場面(1771年)

 世界初の自動車は、キュニョーの蒸気自動車「ファルディエ(Fardier)」(フランス陸軍砲兵部隊のために作られた大砲運搬用自動車で、「キュニョーの砲車」とも呼ばれている)だというが、壁に衝突するという「世界初の交通事故」を起こした。煙で前が見えなかったためだとされるが、上の絵だと、それほど煙が出ていない。パワステ(パワーステアリング、power steering)が付いていないFF(フロントエンジン・フロントドライブ、前輪駆動)車なので、ハンドルをきれなくて事故ったのでは? (ブレーキもパワーブレーキ(倍力装置(ブレーキブースター)を備えた自動車のブレーキ)ではない。)上の絵を見る限り、ハンドルが短すぎる。FFなんだから、もっと長くして、「てこの原理」を使わないと駄目だと思う。技術とは、科学の応用なのだから。

──なぜRR(リアエンジン・リアドライブ)にしなかったのだろう?

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