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鳳来寺の完璧な地図が欲しいものだ。

鳳来寺について調べていて思うことは、
「それってどこにあるの?」
鳳来寺の取材から帰って思うことは、
「あそこに行くのを忘れた」
である。

「お前が地図を作れ」
と言われそうだが、鳳来寺には見るべきものが約100箇所あり、
地図の作成は大変である。

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 上の地図は『愛知県新城市埋蔵文化財発掘調查報告書 鏡岩下遺跡の発掘調查報告書』(2019)に掲載されている地図である。本堂周辺の見るべきものが48載っているが、句碑や特別な狛犬とか載っていない。門前町・門谷周辺も載っていない。

★上の地図を見て分かったこと
煙巌山と鳳来寺山は別の山!
確かに古文書には、「煙巌山は本堂の西の峰」とある。
古代、「鳳来寺火山(設楽火山)」という富士山並みの巨大火山があり、爆発でふっとんで、多くの峯ができ、それぞれの峯に煙巌山とか、鳳来寺山とか名が付けられたようだ。

現在、最もよい地図とされているのが、
『煙巌山勝岳院鳳来寺名所図会』
の地図である。
これは清田治氏が昭和29年から35年までの6年間かけて制作した地図である。鳳来寺で見るべき約100箇所のほとんどが載っていると思われる。この地図に昭和35年から現在までに変えられたことや、発見されたことを書き込めば、最高の地図になるんじゃないかと思う。書き込んで印刷して、蛇腹折にして売って欲しいものだ。

★参考記事:『日本の塔婆』「三河鳳来寺三重塔」
http://www7b.biglobe.ne.jp/~s_minaga/sos_horaiji.htm

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