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津島神社文書『牛頭天王講式』

そろそろ勉強を始めようと思うが、
牛頭天王については、津島神社文書の
・『牛頭天王縁起并年記』(1305年書写)
・『牛頭天王講式』(1540年書写)
・『牛頭天王祭文』(江戸時代初期書写)
及び、『神道雑々集』下巻-第15(1366)所収
・目録「牛頭天王日域応限時時」
・内部「牛頭天王日域応限時分能時」
を読めばいいかな?

津島神社については、
・津島神社社務所『国幣小社津島神社由緒略記』
・津島神社社務所『津島叢書 張州雑志抄』1932
・津島神社社務所『津島叢書 古今神学類編 上』1943
・津島神社社務所『津島神社文化財の解説』1967
・津島神社社務所『津島川祭』1971
・藤原猶仁『愛知県津島神社総覧』(全7巻)2014
・内藤東甫『張州雑志』
・『尾張志』(巻51)海東郡 神社の部 牛頭天王社
・『神道大系』(全120巻)
を読めばいい?

神社マニアの間では、限定600部発行の
・黒田剛司『「近世の津島」を考える』(1998)
がプレミア価格で取引されていると聞く。

鈴木耕太郎『牛頭天王信仰の中世』(法藏館)2019

■『牛頭天王講式』


 津島神社文書には『牛頭天王講式』と題する3点の写本があるが、最も古い天文9年(1540年)の津島興禅寺住持・秀峯の書本には、津島神社の創始について、次のように書かれている。

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