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実績のロックが解除されました:ITパスポート

取ったよ、ITパスポート。

昨年、特に理由はなくいっちょ取ってみるかと申し込んだのが8月末。申込日から1年間変更が利くのをいいことに、ほどほどに忙しいのとやる気の低さで受験日をずるずると引き延ばし続け、もう後がないところでようやく受験に乗り出した。
車移動中心の生活となり、今や新幹線よりも乗る頻度が低い電車に揺られて2時間。遊びに行くわけではなくても、知らん街に出掛けるのって楽しい。

田舎の電車は本数が少ないので予定に対して融通が利かない。受付開始より1時間も早く最寄駅に到着してしまい、近くにあった図書館で暑さを凌ぐなど。

駅前の将棋会館(偏見)より省スペースな会場で、集まった顔ぶれはほとんどが20代くらい。もっと年上の方が多いんじゃないかと思ってた。失敬。
試験中は狭い机で座り直す度に足をぶつけまくり、自分だけ集中力が続かないのを曝け出していた。
他の受験者が試験時間を残してどんどん立ち去っていく中、決定打に欠ける回答を見直しては選択肢を変更したりと時間いっぱいパソコンの前で首を捻っていたのは私です。

採点結果は資格持ちを名乗っていいものか悩むほどに合格点ギリギリで、あまり胸を張れない結果となってしまった。何にせよ実績解除です。やりました。

勉強が得意とは言い難い自分なりに、効率だけを求めてあまり色々なことはしなかった。下手に色々手を出しても続かないのはわかりきっていて、だから手法はふたつに絞った。

・テキスト1回読む
覚えることは一旦置いといて、内容を理解するように読んだ。さっき読んだことを速攻で忘れるので、忙しなくページを行ったり来たり。章末問題はやってない。本当に読んだだけ。

・過去問
受験者お馴染みの「ITパスポート試験ドットコム」で過去問を解く。記憶に頼ったところで答えを絞り込むことすらできず、最初からテキストやサイト内の用語集を併用して進めていた。回答後に出る解説も読んで、他の選択肢についても理解を深める。
問題の形式がわかるし、当然のようにテキストにない内容が出てくるし、どんなに自信があっても一度はやった方がいい。
それなりに知識がある人ならここの過去問だけでいいかもしれないけど、そうでなければテキストに目を通すべき。問題文が頭に入ってこないという事態に陥ってしまう。

ITパスポートについて調べていた時に、「ちょっと勉強すれば簡単に受かる」みたいな記事を沢山見かけたが、内容の理解と問題の傾向を掴むことなくして得られるものではないとよくわかった。舐めてかかると確実に受験料を損する。「簡単に受かる」わりに合格率が50%程である事実が物語っている。

資格取得の先に目的がなかっただけに、モチベーションが上がらなくて大変でした。でもやっぱり受かると嬉しいね。これを足掛かりに、他のことにも挑戦していくぞい。

帰りの電車で乗り換え時間が40分くらいあって、特に何もない駅で途方に暮れた。ホームで座ってるのも嫌だったので、一旦外へ出て住宅街を散歩するなど。

日頃との差がすごい。

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