忽那の雫第88話 ゴミを拾って釣果をあげるコツ
長く瀬戸内の海で釣りをしてきたが、瀬戸内の海の大きな特徴として、その美しさがある。^ - ^
水の透明度もそうだが、風景の美しさ、それから海岸がどこも綺麗なんですね。
ありふれたビーチだけど、そのどこにも缶一つ落ちていない。^ - ^
これをいつも確認するたびに気持ちが良い。^o^
よく成功者と言われる方が書いた本などで、掃除をする、特にトイレ掃除がいいなどということを言われているが、あれはホントにまちがいのない法則だと思う。
ある島に何度か行って釣りをしたが、どうしてもその島だけは落ち着いて釣りが出来ない。なんでだろうと、いつも思っていたが、ある釣り場で堤防に落書きのような警告文が書かれているのを見つけたんです。( ̄▽ ̄)
そこには、◯◯の釣り人はこの島に来るな!というような内容で、◯◯の部分には市の名前がモロに書かれていて、島民がひどく怒っている様子が字体からも感じられた。
わたしは西日本のいろんな釣り場で竿を出してきたが、こんな乱暴な扱いをされてる釣り人を知らないから、島民にちょっと話を聞いてみたことがある。^ - ^
するとこういうことのようだった(°▽°)
それらの釣り人は、弁当や飲み物を持ってきて、波止で食べてゴミを捨てるだけじゃなく、火も使って燃えカスまで出すのだそうで、再々注意はしたそうだが逆ギレまでするらしい。^ - ^
どうやら釣り人全部がそうではなく、あるナンバープレートの人たちがやるのだそうで、どうもリストアップされてるようだ。
わたしも何度か車のナンバーを見にきた島民に気づいたことがあり、なんなんだこの人はと、歓迎されてはいない雰囲気を感じたことがあったのです。(^。^)
自分が出したゴミを持ち帰るのは釣り人の常識。
わたしも若い頃のことを考えると、ちゃんとしてたか自信はないが、コレをやってる◯◯市の釣り人とはいい年したオッサンだと言っていました。^ - ^
これではこの島で釣れるはずもない。(°▽°)
同じ釣り人として恥ずかしいから、わたしは話をしてくれた島民に思わず謝ってしまいました。(^。^)
動物でさえ、糞をするくらいで、弁当カスを出したりしない。←出してたら恐ろしい(・∀・)
精神世界でもよく言われる、掃除の効能^ - ^
それは、人目があるとこで、これ見よがしにゴミを掃除することではありません。
しないよりはマシだが、、。(゚∀゚)
誰も居ない、見ていない、そんな場所で、誰が捨てたかわからないゴミまで掃除するから意味があるんです。^ - ^
よくお天道様は見ているなんて言いますが、それは自分の出したものが自分に帰ってくるという、とてもシンプルな法則のことなんだと思います。
釣り場を綺麗にして、気持ちよく釣りたいと言う思いを出すと、その思いが釣果となって帰ってくる。^ - ^
釣りの最高の奥義はここにあります。(o^^o)