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忽那の雫第78話 島の尺メバルが食うハトの意外な特徴(中島)

これまでまあまあの数のメバル釣り場を紹介してきたが、常夜灯がある明るいハトでのメバル釣りで釣果をあげるために、くせにしておきたいことがあります。^ - ^

わたしの場合、明るいハトでのメバルの夜釣りでは、胴付き仕掛けを投げて引くという釣り方がほとんどだ。

仕掛けは特に変わった部分もなく、誰もが想像できる仕掛けでよく、あえて一つ言えばエダスの間隔を少し長めにとるということ。

見ていると、3本のエダスの間隔が狭い人がよくいる。
わたしの場合は、40センチから45センチくらいとっています。
そうすると、仕掛けの全長が130センチくらいになります。
仕掛けを作るときも、約一ヒロの幹糸をとり、端々にヨリモドシを付けて、等間隔に3本のエダを出して完成させます。^ - ^

コレを投げて、メバルがその日居そうなタナを引くのだけど、仕掛けがあまり短いと狭い範囲しか引っ張れない。
なので見せる仕掛けというのは、それなりに長く作るのがいいと思います。

そして、流れのあるハトの潮上に仕掛けを入れて潮下に向けて軽く引くのです。

メバルは潮上に向いてエサを待っています。
そして遊泳力のある大きな個体ほど、流れに逆らえるので、強く流れる時に食ってくるのは大型なのです。^ - ^

流れに乗せる仕掛けを潮に逆らって引くとメバルが食べにくい状況が生まれます。^ - ^

潮は左に流れてますが、右に引っ張ると仕掛けは浮き上がります。
あなたが見て、この状況で食べれますか?^o^

これならどうでしょう?^ - ^
直感的にメバルが食いやすいようにイメージして仕掛けを流すと釣果がちがってきますよ。

っというわけで、仕掛けと釣り方についてはここではコレくらいにしておいて、憧れの尺メバルがよく食うハトの特徴を中島のハトを例に見てみましょう。

中島の尺メバルが出るハトはいくつもありますが、今回は西中港のハトを例にします。

西中港はハトの中ほどにかなり明るい常夜灯があります。
こんな明るい常夜灯のまわりには小さなプランクトンや小さなイカや魚が群れています。
これを捕食するためにメバルやスズキが待機しているのですが、どこにどう隠れているのかと考えたことはあるでしょうか?

意外にも大型メバルやスズキは、ハトを照らす明かりの影の中に堂々と待機しているんです。

なので、ハトの足下にできるハトの影。
ここを西中港に着いたらまず覗きます。^ - ^

仕掛けを準備するよりも先に覗くんです。^ - ^
潮や月や流れる時間など、複雑にからむ条件によって、影の中に大型魚がいるかどうかが変わります。

自分が来る前に先客がいたかどうかでも違います。
その日はじめて来たのがあなたで、波も穏やかで流れも効いているなら、ワクワクしながら覗きましょう。( ◠‿◠ )

こうやってコッソリと覗きます。(^。^)

わたしが初めて中島でコレをやった時の感動は今でも忘れられません。

覗いた瞬間はただ暗い海でしかないのですが、目が慣れてくると突然!デッカいスズキの影が真っ黒に見えて、その周りには無数のデカいメバルが並んでる。^o^

そんな驚くような光景が今でも見えるのです。

よく、見える魚は釣れないと言いますが、この状態の魚たちは全部釣れるのです。^o^

特にこの西中港の影の中はまるでお魚パラダイス(^_^)
これを見るだけでも行った甲斐があると思います。
一度お試しあれ(o^^o)
尺メバルが出るハトというのは、こんな素敵な特徴があるのですよ。(^o^)

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