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忽那の雫第368話 ふかぼり無人島四十島(ターナー島)

ワタシの生まれ育った町に、ちょっとだけ有名な無人島がある。

正式には四十島なのだが、夏目漱石の小説坊っちゃんの中でターナー島と呼ばれて登場するらしいのだが、読書好きのワタシだがまだ読んだことはない。←な、ないんかい( ̄▽ ̄)

何で深ぼるかというと、ワタシ自身も思い出があり、釣り場としての四十島もあり、この辺の紹介にもなるから。^ - ^

四十島は高浜町の黒岩から泳いで渡れる距離にある。
黒岩と興居島の黒崎の間にあり、黒岩に近い位置にあるから狭い水道となり、流れが強烈に速い。

四十島の興居島側の広い方の水道でも、満ち潮で4.6kn 引き潮時でも3.6knもある^ - ^

コレが四十島と黒岩の間を流れる時はまるで川のようで、ワタシは昔、コレを泳いで渡ろうとして溺れかけたから忘れられない。


北側から見ると、左が黒岩で流れがないなら泳いで楽に渡れそうに見える。

コレが大潮時の一番流れの早い時はとんでもなく豹変する^o^

溺れかけた時のワタシが、いったい何のために渡ろうとしたのかは、時効となった現在でも言うことは出来ないが、一つだけ言うと、四十島側の岩場には瀬戸貝のデッカいのがびっしり付いていたからだ。←思いっきし言ってるジャン(・∀・)

ここ黒岩側には小さな祠?
のようなものがあり、ワタシは昔そのそばでよくカレイ釣りをしていた。^ - ^

その頃ここで、とんでもない光景を目撃したことがある。
忽那の雫第45話に詳しく書いています^ - ^

右側の護岸から投げるのだが、外側には消波ブロックが入っていて釣りは難しいのだが、チョイチョイ型のいいマコガレイが釣れた。)^o^(

ここの潮は満ち込みが右(北側)へ流れ、引き潮は左へ流れる。

だからこの位置からは満ち込みでやらないと,左に流されたら岩だらけなので釣りにならない。

そしてこの四十島だが、当時は近くにある渡船店で渡してもらえた。

ワタシ自身はないのだが、弟や仲間が四十島の北側から投げて真鯛の大型を狙っていた。

投げ釣りの三脚をセットするスペースはあるが、一人か二人までで、その上初心者では難しい。

というのも、足場の悪い場所から投げて、大鯛とのやり取りから取り込みを無難にこなさないといけないからだ。

潮は満ち込みから満潮の潮止まりまで。
引き潮が流れ出すと仕掛けは押されて足元に張り付くことになる。(・∀・)

島の北側は投げて届く範囲に水深25メートルがあり、コレを狙う。
島の南側は岩場が長く突き出しているので投げ釣りは無理だが、一度何の番組だったか忘れたが、カブラでメバルを釣ってたのを見た覚えがある。^ - ^

青い矢印の場所から投げ釣り、黄色い矢印からカブラを引くのだ。

その時は確か、大型とはいかないが、中小型のメバルが夕まずめの一時に集中して食っていた。

潮を読んで夜にメバルをやれば、恐ろしいくらいの釣果になるだろう。

え?
なんでわかるのかって?

ワタシはこの場所の海中の様子をたくさん見ているからなんですよ(^◇^)

現在はここに渡る手段があるのか無いのか、まったくわかりませんが、ワタシが見た光景はほぼ変わらないだろうと思っています。(o^^o)


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