見出し画像

忽那の雫第153話 なぜかよく釣れるお墓前の謎(中島姫が浜の場合)

5月ころに書いた記事で、お墓前の謎と題して書いたのがよく読まれていたようなので、今回中島の姫が浜であったエピソードを紹介します。

中島の姫が浜は長師というところにあり、この島で一番有名なビーチだ。

ここの浜もなぜだかよく釣れる場所として、わたしは昔からしょっちゅう来ていました。

綺麗な砂浜の全体では夏場のキス・ベラがよく釣れ、早朝にお父さんは釣りを楽しんで、そのあと子供たちを遊ばせたりできる最高に良い場所だと思う。^ - ^

この浜、海に向かって左の端っこに石積みの波止がニョッキリと出ている。そしてその波止は昔からわたしもよく来て釣りをしているのだが、釣りの実績にチョット触れると、釣り雑誌のカレイ釣りの取材を頼まれた時に石バトの先端で良い型のカレイが出たように記憶している。

それから年に一度のカレイの全国的な大会でここへ入り、早朝、コウジをエサに投げていた竿に連続で真鯛の型の良いヤツが来たこともある。

この石積みバトの付け根から岩場に沿って遊歩道があり、大串キャンプ場まで続いているから、メバルを探りながら歩くこともできる。^ - ^

そんないい釣り場なんだけど、いつもいつも来るわけでもない。

じつはこの石バトの後ろにはお墓があるんです。(・∀・)
なので怖がりなわたしは夜釣りだけはしない。
早朝が精一杯だ。(°▽°)

あるとき、うちの奥さんを連れてここに来たら、三人組のオッさんが釣りを終えて帰ろうとしているところに出会った。

夕方近くで、わたしも海の様子を見に立ち寄っただけだったのだが、オッさんらに釣れましたかと声を掛けてみた。^ - ^

オッさんらは、いやいや大したことは起きんかったよと返したあと、アンタらも釣りかいと聞いてきたんです。

わたしは冗談っぽく、こんな場所で夜釣りは恐ろしくて出来んよと言ったら、なんとそのオッさんは、アンタの顔のほうが怖いわい!とサラッと言ってのけたんですよ。(*^^*)

うしろでこの会話を聞いていた奥さん、5分くらい爆笑がとまりませんでした。^ - ^
なんちゅうこと言うんじゃこのオッさんと思いましたが、た、確かに、、と思ったわたしは何も返せませんでした。(・∀・)

冬場にカレイ夏場にシロギス、その他メバルやアオリイカまでなんでも釣れる姫が浜。

ここに立つだけで、何か釣れそうな雰囲気がプンプンします。^ - ^

ですが、何か出そうな雰囲気もそれ以上にするのです。^o^

だから128話同様、ここもなぜかよく釣れるお墓前に認定いたします。(^◇^)


この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?