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忽那の雫第73話 命を救った栄養ドリンクを民家で買った!(小大下島)

竹原市と今治市の間にある瀬戸内の島々の中に、小大下島という小さな有人島がある。

あまり釣り人も訪れないような小さな島だが、わたしは何度も渡って釣りをしてみたんです。

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まわりには、しまなみ海道の大三島や、とびしま海道の大崎下島があり、その間にひっそり浮かぶこの島へ車は渡せない。^ - ^

車が走る道があまりないから。

そんな所へ初めて渡ったのは、釣りのクラブの例会で、みんなで渡船を使い釣りに行ったときだ。

この時に、この島に何やらわからない不思議な魅力を感じてまた来たいという気になった。

ウチの奥さんに、小さな島に冒険行ってみないかと誘い、エギングの準備をして今治から船にのりました。

奥さんと二人、荷物のことを考えるとエギングロッドを二本持ってくくらいが限界かなと思ったから。

暑い暑〜い夏の日でした。^ - ^

飲み物もじゅうぶん用意して、クーラーは重いのでクーラーバッグに氷を入れて、弁当も持って探検です。^ - ^

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港のある島の西側から、島を横切るように東側へ歩いて、小さなすべりを見つけて、そこで数時間ほどエギをしゃくりました。^o^

小さいけどモイカがよく釣れて、二人とも大満足!)^o^(

と、それは良かったのだが、出る汗の量に持っていた飲み物の量が追い付かなかった(・∀・)

や、ヤバいかなと思いちょっと早めに竿をたたみ、港へ戻りましたが、自販機が見当たらない。

冷や汗を流しながら、どうするかと考えてるわたしの横で奥さんはグッタリ(°▽°)

ますますヤバい状態のなか、島民を探しました。

運良く一人のばあちゃんを見つけて、この島に自販機はないか?飲み物が手に入る所はないかとたずねると、ここを左行って右行ってと教えてくれた所に店があると言う。(^-^)

た、助かったと思い教えられた通りに行ってみたが、なかなか見つからない。^ ^

それでも必死に探していたら、戸口の空いた家があり、そこをのぞいてこんにちは〜と声をかけたら返事があった。^ - ^

おばちゃんが居て、事情を話すとココがそうだと言う。

すぐに置いている飲み物はコレとコレだと教えてくれるので、二本くださいと言うと、自宅にある冷蔵庫をあけて、中から飲み物を出してくれた。

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それがコレとカルピスウォーターで、すぐに奥さんに飲ませたが、あやうく死にそうだったと言う。

わたしも倒れそうな状態でドリンクを飲んだ。^ - ^

どちらもあまり冷えてなくて、甘いものだから水分補給にはなっていないばずだが、この時のわれわれには命を救った飲み物となった。^ - ^

みなさん、小さな島へ行く時は自販機があるかどうか確認を忘れずに(o^^o)

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