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忽那の雫第387話 釣り四方山話 (苦悩したアコウ)

今日は投げ釣りを始めたワタシが、まあまあ苦労して釣ったアコウ(キジハタ)のお話し(^O^)

投げ釣りのクラブに入った28才ころ、まだワタシの釣り人生の中にアコウはいなかった。

真鯛やチヌなどの大物は何度も釣っていたのだが、クラブに入った時にもらった台帳をみると、ワタシが釣ったことのない魚に加え愛媛から出なければ釣れないお魚まで載っていた。^ - ^

こ、これは苦労するなと直感したが、楽しむために入ったクラブ^ - ^
本音はワクワクしてたと言った所^o^

だがまず、どこでキジハタの顔を見ようか?
と、いろんな人にいろんな話を聞くとこから始まった。

当時、ここは入ったらイカン!
いや、いいと、微妙な立ち位置にあった釣り場がある。
松山空港だ^ - ^

今ならダメっと言われそうだが、当時(30年前)は、たくさんのファンが居て、空港という名でバンバン通う人が居た。

ワタシも当時の釣り仲間に誘われて、険しい消波ブロックをぴょんぴょん飛びながら通った。

それで、流れをモロに喰らうこの釣り場での釣り方に慣れてきたころ、ついに来た。

最初のアコウが何センチだったか、すっかり忘れたが、持って帰り家族に食べさせると非常に評判が良い^ - ^

調子に乗ってしばらく通ったが、よく釣れた日には小さいのも入れて7匹釣った。

消波ブロックを飛びながら行くこの釣り場では、危険な目に遭った経験もあり、やがては足が遠のいた^ - ^

もう一つ印象に残る釣り場が、今治の大島だ。

大島の波止で、海を見たとき、あーここを攻めるにはここしかないなと直感したのが、消波ブロックのキワだった。

この波止では、初めて竿を出した時に印としてアコウの顔を拝ませてもらった。^ - ^

持ち帰ると、やはり評判が良く、調子に乗りやすいワタシは、当然ながら何度か足を運んだ。

よく食ったなと感じたのは、2時間ほどの釣りで4匹釣れた時だ。
30から40センチくらいのが4つ釣れたら釣り人は嬉しいのだ。←子供の感想( ̄▽ ̄)

こうしてワタシはアコウを釣るために、いろんな場所で手こずりながら釣ってきた。

アコウの自己記録は50センチチョイくらいかな^ - ^
アコウを投げ釣りで釣る時に、シログチが一緒の釣果になることが多かった。

同じ場所で、同じような当たりを出すこともあるのだが、釣り上げた際の嬉しさは何倍もアコウの方が上だった。←値段を考えろ!( ・∇・)

それから見た目もグチと同じようなスズキも同じような場所で食ってきた。 

スズキとアコウ、コレらを釣りたいなら投げ釣りでなくても他に方法があるわけだが、投げ釣りで釣ることにこだわった時期。^ - ^

身体が元気にあふれていた頃は、こうして苦労してでもこだわりの釣り方で狙った。

行きにくい釣り場に出て、足元の悪い所で釣りをして、思ったエサも入手し難くなってきた現在、アコウはますます難しい釣りとなってきたが、それでも少ない脳みそを使って何とか狙うのが楽しいんですね(o^^o)


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