見出し画像

忽那の雫第133話 汚染魚奇形魚さばけば鮮魚の恐怖!

釣りは情報が命!
なんだかんだ言っても、やはり今どこでどんなお魚が釣れているのか?
そのへんをしっかりリサーチするのが大釣りへの近道というもの。^ - ^

わたしが住む、瀬戸内海の松山沿岸の海では魚種も豊富で、鮮度の良い魚が毎朝近くの魚市場からドンドン出されてやがて食卓にのぼります。

ある日、大アイナメを釣ったとの情報が飛び込んできた。
このへんの釣り場でも、30年もさかのぼれば、アイナメはさほど難しい釣りものではありませんでした。

釣りに行けばたいてい2本や3本くらいはクーラーに収まるお魚で、40センチを超すものもしょっちゅう目にしていました。

それがここ最近めっきり数が減り、松山近海のアイナメはこの先絶滅してしまうのでは?
っとまで言われるようになっているんです。

我々投げ釣り師にとってアイナメは、とっても人気のある魚。
あのゴックンゴックンと頭を振りながら力強く抵抗する感触は投げ釣り師を魅了します。^ - ^

それが今や幻になりつつあるんです。
ところがそんなアイナメがよく釣れていると言うんです。

聞くとそこは、とある港の内港で、その港の湾奥には決してキレイとは言えない川が流れ込んでいるので湾内の水はまるで死んでいる様な、。(・∀・)

大きな川が流れてくる河口付近というのは、スズキやヒラメそしてソイなど、海からエサを追いながら、川のかなり上流まで入り込んでくるから、投げ釣りなんかでは、河口はけっこう良い釣り場になっていたりします。

川が海に流れ込んで混ざる付近は、こっちは川、あっちは海、みたいな流れや色の異なる奇妙な釣り場だったりします。^ - ^

ところがこの話が出た川の上の方では、背骨のひん曲がったボラなんかが泳いでいて、それを子供が釣ったりひっかけたりしている。( ̄∇ ̄)

この川が流れ込む湾内の魚は釣った魚がなんだか臭いと皆が口をそろえます。^ - ^

なのになぜか魚影が濃く、いろんな魚が釣れるんです←これが怖い!
しかもどれもデカいらしく、アイナメの大物を釣ってるというオジサンも、ふだんからここを専門の釣り場にしているそうで、アイナメの他ソイやチヌなど、汚染にも強い?お魚たちもバンバン釣ってるそう。(°▽°)

わたしは情報をくれた釣友に気になることを聞いてみました。^ - ^
そのお魚は釣るだけ?
それとも食べてる?( ・∇・)

釣友はニヤっと笑って言いましたよ。
全部そこの市場に卸してるよ!ってね(゚∀゚)

な、何ということでしょう。
わたしも住むこの町の胃袋を満たしてくれてる魚市場に卸すとは、、、( ̄▽ ̄) 
とんでもない馬鹿オヤジだ!←馬鹿のアンタが言うな!(・∀・)

スーパーなんかでパックに入ったお魚の切り身を見ても、どこで獲れたかなんてわからない。
せいぜい近海物とくらいしか表示されない。

我々釣りをする人っていうのは、それなりの経験や知識からパックになっても、ぼんやりとだがそれが獲れそうな漁場やそのへんの海の綺麗さなんかがわかったりする。^ - ^

が、ふだん海とのふれあいのない町の主婦や山育ちのお上品なオバちゃまたちは、綺麗にパックされたお魚を見た目だけで判断して買ってるんですね。

帰ってお父さんに、今日はすごい新鮮なチヌがあったから買ったのよ、さ〜召し上がれ〜なんて言って出してるかも←し、死んでしまうぞ!お父さんが!( ̄∇ ̄)

怖い!

ドブのように汚染されてる水の中を悠々と泳ぐお魚を見てしまったら、はたしてあなたは買う気になれるだろうか?(°▽°)

奇形魚も汚染魚もさばかれてパックになってしまえば、まったくふつうの相場で取り引きされているからヤバい!

みなさん、お魚買って食べるときは、舌の先がピリッとしたら覚悟きめましょうね。←に、逃げ道はないのか?ε=ε=ε=ε=ε=ε=┌(; ̄◇ ̄)┘






この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?