忽那の雫第72話 尺ギス出そうな予感がする中島の久兵衛小島
さて今回は、中島の久兵衛小島という小さな島の周りに居る大型キスについて考えてみたい。^ - ^
もうだいぶん前になるが、キスの全国大会が行われる10日ほど前に下調べをかねて、このへんで竿を出していた。
あちこち投げて回っていてここにきたとき、ちょうど久兵衛小島の周りが気になっていたので、干上がった久兵衛小島を見ようと、階段のある場所からのぞいていた。
そして高い防波堤があるにもかかわらず、階段あたりから海も見ずに竿を振ったんです。^ - ^
星のマークの場所に小島はあり、海に向かって島の左側に仕掛けを放り込んだ。
島のまわりはガツガツするような岩場で、およそキスを釣ろうなどとは考えないような所だったが、釣りに絶対はない!と思っていた変わり者のわたしだったから、竿を二本も投げ込んだ。
とうぜん根がかりするだろうと思ったが、30号のL型天秤に二本バリ仕掛けを付けて、日本ゴカイをエサに70メートルくらい投げて置いておいた。
そしたら間もなくガタガタッと竿が叩かれている。
まあエサ取りだとしても投げ返さないといけないので、巻きとってみたら、27センチのキスがついてた。
え〜、居たの〜みたいな気分でエサをつけていたら、もう一本の方にもグイ〜ッとアタリがでて、これまた27センチくらい。^ - ^
こ、これイケるかもしれない!っと思い、本番当日まで残しとこうと考えて、その日は移動した。
それから大会当日、いろんな事情で他の場所でやることになったため、ここには入らなかったんです。^ - ^
それから数年して、このことを思い出して、アソコでやってみようと来てみたんです。
そして浜に出てよく見ると、久兵衛小島の右側に石をランダムに積んだ波止みたいなものがある。
この先まで出て、引っ張ってみようかと思い歩きにくい石を渡って先に出て投げてみました。
浅くて所々に藻があるため、引っ張りにくいのだが,運良く良い所に当たるとスーッと引っ張れるんです。
そして何投目かに、竿を一本分くらい持ってくようなアタリが出た。
コレが28センチくらいあったんです。^ - ^
中島ではもう何度も尺に届くのを自分でも釣ってるし、このあたりは誰もキス釣りなんてしないから、ここはいずれ出るだろうなと考えています。
その後ももう少し向こうの石積み波止から、型の良いベラや鯛・チヌ、そして謎のアタリが出て掛かるのだが獲れないという不思議な現象が何度もあった。←アンタがヘタなだけなんじゃないのか?(°▽°)
この石積み波止なんだけど、ここはなぜか水深がある場所まで届き、ちがう魚の大物は釣れそうだが、キスの気配はない。
画像左から延びている石を並べたような所の先に出て、上の図の斜線のあたりを引っ張るとキスがいる。
コレから先も誰もやらないかも知れないが、わたしは尺ギスがクチあけて待ってる気がします。^ - ^
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