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【パイオニア】青白フラッシュのススメ

はじめに

みなさんこんにちは秋夕です。今回はスピリットではなくスピリットを食らう側のデッキを構築いたしました。いつもは私のデッキは万人におすすめすることはできませんが、この青白フラッシュはガチな方にもおすすめできる強いデッキになっています。もしお時間と興味がありました一読してみてください。

注意事項

この記事は青白フラッシュの可能性と共に強みを記述する。根拠の多くを自身の経験を頼りにしていること、考案から間もないことから根拠そのものが乏しいことをご了承いただきたい。以上のことに同意できない場合はブラウザバックを推奨。

*有料記事の設定になっていますがすべて無料で読むことが出来ます

禁止カードリスト

フォーマット:パイオニア 2019/10/23よりMOに実装

禁止カード *2021/2/15最終改定
   2019/11/4
     ・守護フェリダー/Felidar Guardian
     ・豊穣の力線/Leyline of Abundance
     ・(ニッサの誓い/Oath of Nissa 2020/7/13 解禁)
   2019/11/12
     ・夏の帳/Veil of Summer
   2019/12/3
     ・むかしむかし/Once Upon a Time
     ・死者の原野/Field of the Dead
     ・密輸人の回転翼機/Smuggler's Copter
   2019/12/16
     ・王冠泥棒、オーコ/Oko, Thief of Crowns
     ・運命のきずな/Nexus of Fate  
   2020/8/3
     ・真実を覆すもの/Inverter of Truth
     ・隠された手、ケシス/Kethis, the Hidden Hand
     ・歩行バリスタ/Walking Ballista
     ・死の国からの脱出/Underworld Breach
   2021/2/15
     ・欄干のスパイ/Balustrade Spy
     ・時を解す者、テフェリー/Teferi, Time Raveler
     ・地底街の密告人/Undercity Informer
     ・自然の怒りのタイタン、ウーロ/Uro, Titan of Nature's Wrath
     ・荒野の再生/Wilderness Reclamation
   2022/6/7
     ・軍団のまとめ役、ウィノータ/Winota, Joiner of Forces
     ・表現の反復/Expressive Iteration

デッキデータ

デッキ名:青白フラッシュ

デッキリスト *2022/7/4
 クリーチャー/Creature (7)
  4 厚かましい借り手/Brazen Borrower
  3 大天使アヴァシン/Archangel Avacyn

 プレインズウォーカー/Planeswalker(3)
  3 放浪皇/The Wandering Emperor

 インスタント/Instant (22)
  3 冥途灯りの行進/March of Otherworldly Light
  2 かき消し/Make Disappear
  1 ジュワー島の遺跡/Jwari Ruins
  3 ドビンの拒否権/Dovin's Veto
  4 吸収/Absorb
  4 ゼロ除算/Divide by Zero
  2 残骸の漂着/Settle the Wreckage
  3 記憶の氾濫/Memory Deluge

 エンチャント/Enchantments (4)
  4 サメ台風/Shark Typhoon

 土地/Land (24)
  4 神聖なる泉/Hallowed Fountain
  4 さびれた浜/Deserted Beach
  4 連門の小道/Hengegate Pathway
  2 ストーム・ジャイアントの聖堂/Hall of Storm Giants
  1 天上都市、大田原/Otawara, Soaring City
  2 皇国の地、永岩城/Eiganjo, Seat of the Empire
  2 爆発域/Blast Zone
  3 島/Island
  2 平地/plain

 サイドボード/Sideboard (15)
  1 環境科学/Environmental Sciences
  1 アルカイックの教え/Teachings of the Archaics
  1 マスコット展示会/Mascot Exhibition
  2 未認可霊柩車/Unlicensed Hearse
  2 ポータブル・ホール/Portable Hole
  3 神秘の論争/Mystical Dispute
  3 霊気の疾風/Aether Gust
  2 至高の評決/Supreme Verdict

参考画像(襲来の予測の枠が吸収)

デッキの特徴

・すべてのカードがインスタントタイミングで使用可能
・飛行クロックが豊富
・カードパワーが高い
・pwに強い
・長期戦に強い

このデッキがおすすめな人

・青白カラーが好きな人
・インスタントが好きな人
・スピリットに勝ちたい人
・次のメタが遅い環境と踏んだ人
・勝ちたい人

主要メタに対する相性

*不利=1、有利=10の10段階評価
*メイン(main)、サイド(side)について評価

緑単信心

main 4 side 7
メインはキープ基準がわからないこともあり、引かれてしまい気味。
サイド後は適切なマリガンとサイドカードの投入で相性差が非常によく改善される。信心側の取っているであろう変容するケラトプスや空殴りなどの効果が薄いのも追い風となっている。

赤黒ミッドレンジ

main 6 side 4
相手の初動3マナを妨害できるかにかかっている。相手の除去はアヴァシン、借り手に当てづらいため序盤をしのげば優位に立てる。チャンドラ、ソリンともに脅威になりえないことが多い。サイド後はハンデスの枚数が増えると予想されるので厳しくなる。トップから全体除去をかませつつ、まくるのが現実的。

青白コントロール

main 7 side 7
記憶の氾濫と放浪皇が強いマッチアップ。5マナテフェリーが定着する以外の展開で負けないはず。相手の放浪皇は殴れば落ちるがこちらの放浪皇の対処に相当苦労するはず。サイド後もお互いに似たものが追加されるので相性変化はない。船砕きの怪物を筆頭とした打ち消されないクリーチャー郡はゼロ除算、借り手で十分対処可能である。

青単スピリット

main 6 side 8
緑単と同じくメインは噛み合いの点で引かれてしまうこともある。しかし、飛行クリーチャーを多く採用しているのでまだなんとかなる部類。爆発域がぶっ刺さるので諦めず戦える。サイド後は適切なマリガン基準を得ることで序盤の対処が楽になる。サメ、アヴァシン、借り手で戦場を埋め尽くすこと。

赤単アグロ

main 3 side 5 *対戦経験がないため予想
序盤をしのぐのが一番の課題で弱点であるため高速アグロは苦手と予想。爆発域がささる構成が多いこちらをヒロイックより相性が良いと判断している。

ロータスコンボ

 main 9 side 8
青白フラッシュはコントロールより早いクロックを持ちスピリットより強い妨害性能があるためロータスコンボは非常に有利。ロータスが持つ対コントロールの思考のひずみはゼロ除算、対アグロの樹上の草食獣や願いのフェイは1ターン稼ぐのが精一杯である。

イゼットフェニックス

main 6 side 8
基本的な動きは除去コントロール。一度に複数体のフェニックス戻す動きや巡航が最も注意するべきものである。これに対処することができれば息切れさせることが可能。巡航にカウンターを合わせるのを徹底すれば勝てる。サイド後は墓地対を使えるので更に相性差は改善される。

ボロスヒロイック

main 2 side 4 *対戦経験がないため予想
赤単の項目で記述

このデッキを回すときのポイント

  1. 環境科学を撃つときは状況をしっかり判断すること。残りのマナで次の脅威がしっかり対処できるのか考えるのがよい。講義に関しては公開されてる手札から使うという基本戦略は捨てるべき。

  2. クリーチャーは積極的に相打ちさせて良い、除去を打たせて良い。基本的にクリーチャーを守る動きは推奨しない。アヴァシンのcip能力が使える時のみ推奨する。積極的に消耗戦に持ち込むべき。

  3. メインに動くことも考慮すること。インスタントで動けるのが強みであるがそれはあくまで強みであってインスタントで動くべきという意味ではない。対スピリットや対コントロールではエンドで動きを釣ってメインに本命を通すという動きが強い場合が多々ある。

採用カードについて(特記事項のみ)

大天使アヴァシン

デッキのオリジナリティとしてもカードとしても非常に重要なポジション。突然出てくる白の4/4飛行警戒破壊不能は多くのクリーチャーを一方的に打ち取ることができる。出たターンは破壊不能がつくのでソーサリータイミングの除去は当たらない。クリーチャーを採用するデッキはインスタントタイミングで5マナ4/4を破壊する手段がない。ヒロイックが採用する4点火力のみである。コントロール相手には適当にエンドステップに投げるだけ。安定した活躍が見込める天使様である。

ゼロ除算

万能バウンスでアドバンテージも稼げるすごいカード。序盤は環境科学、中盤以降はアルカイックとマスコットと柔軟性も兼ね備えている。パイオニアの妨害とアド稼ぎを両立するカードとして採用。バウンスカウンターということで打ち消されない耐性もあがる。


爆発域

序盤の弱さを改善するため、無色土地は爆発域を選択。青単スピリットに刺さること間違いなし(体験談)。1対2交換取れる可能性が十分あり想定外のサイドカードにも対応可能。マナも伸ばしたいが土地しか引かないことも減らしたいというジレンマを解消してくれる。


リストの変更余地の考察

・かき消し ジュワー島の遺跡
 この枠が一番弱いと考える。パイオニアにマナリーク来てほしい。
現在の他の候補として本質の散乱や高尚な否定があった。しかし、クリーチャーしか消せない欠点や飛行クリーチャーを出すタイミングが非常に遅い点がネックになり不採用になった。いい案を募集している。

・冥途灯りの行進
便利な追放除去であるがテンポかカードアドバンテージを失う。候補としてポータブル・ホールやガラスの棺がある。不採用理由はやはりコンセプトに反すること。追放できるマナコストが限られることが挙げられる。フェニックスを追放できないのは非常にもったいない。

・記憶の氾濫
 他候補として時を超えた探索がある。私は4マナで打ててフラッシュバックがあり、土地を探すタイミングと欲しいカードを探すタイミングとマナ域がしっかり噛み合っている記憶の氾濫を選択している。

最後に

ここまで見てくれた方ありがとうございました。パイオニアは今熱があるフォーマットなのでぜひ遊んで行きましょう!

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