〜第一回オンライン酒屋八兵衛の会〜
昨日、第二回酒の会、酒屋八兵衛の会をさせて頂きました!非常に貴重なお話を頂き、皆さん勉強になったのでは?👌
途中からしか参加出来なかった!や、予定がありZOOMを覗けなかった方の為にお話をまとめてみました✨
今回、ゲストとして元坂酒造より元坂新平さんに出演頂きました!
会にご参加頂いた皆様も超豪華メンバーが集まってくれましたよ!
チラッとご紹介までに、
愛知県 義侠の山田さん
石川県 手取川の吉田さん
福島県 山の井の渡部さん
広島県 龍勢の藤井さん
福島県 ねっかの脇坂さん
なんと豪華な…一般の方も入れ替わりで常時20名前後がご参加頂きました!皆様ありがとうございました🙇♀️
こんな感じで先ずは乾杯〜🍶
ここから本題です
酒屋八兵衛の目指すお酒
*呑み飽きのしない日常品のお酒
近頃では様々な種類のお酒をグラス一杯呑んでいくという方が多い。まるでスタンプラリーのように、そうではなくボトル一本を日々ずっと呑んでいられる、当たり前にそこにあるお酒にしたい。
グラス一杯の感動よりも一晩の安らぎ
をコンセプトに!!
*お米について🌾
元坂酒造さんではここ30年程自社田にて酒米の栽培にも取り組まれています。その広さ4ヘクタール(12000坪)、その内1ヘクタールの田んぼは有機栽培(自然農法)専用で使われています。
なぜ地のお米にこだわるのか?
土地の味を酒に付けたい!
地酒はその土地で採れたお米、お水を使って造ってこそのもの!という考え方から。だから出来るだけ除草剤も使用しません。なぜならそこに生えてくる雑草も又、その土地だからこそ生えてきた土地そのものの味だからという考えの元にあります。
伊勢錦
そんな自社田で作られている酒米、伊勢錦!日本最古の酒米とも言われております。
江戸時代からほとんど品種改良されていない野生種で、穂が高く倒れやすいのです。その為栽培がかなり難しいです!!日本で一番育てにくい酒米といっても過言ではない。
下記を見て頂いてもその難しさは一目瞭然です💦
収穫量比較 田んぼ1反当たり
コシヒカリ(飯米)10俵
山田錦(酒米)7〜8俵
伊勢錦(酒米)1.5俵 【元坂酒造栽培1年目】
1.5俵では来年の栽培のタネ分しか確保出来ません。2年目からは機械の導入など様々な試行錯誤を繰り返して徐々に栽培量を増やしていっています。
一年目の伊勢錦栽培風景もZOOM上で公開
酒造りにおける変化
今までは元坂酒造でも杜氏さんが絶対的存在!完全にトップダウンの考え方、造り方でしたが、今は杜氏である元坂新平さんと弟さん二人を中心に蔵人の意見も取り入れた造りを大事にしています!
今期の杜氏イチオシはこれだ!!
雄町純米大吟醸
最も感覚が研ぎ澄まされている時に出来たお酒がこちら。温度なども体感でズバリ当ててしまえる状態だったという。そんなイチオシのお酒是非呑んでみたくはありませんか?🤩
実はこんなお酒も作ってます!
ORANGE BEARオレンジベアー
三重は温暖な気候な為みかんなどの柑橘類の栽培が盛んです。そこで地のもので何かお酒を!熊野のみかんを使用しているので熊=BEARでオレンジベアーです🍊🐻
こちらのお酒のコンセプトは初めての乾杯をして欲しいお酒🥂
20歳に成り立てでいきなり日本酒はハードルが高い!という方でも楽しんで頂けるよう日本酒ベースのリキュールを作りました。そしてこちらも八兵衛の概念である呑み飽きしないよう酸味が効いておりダレることなく呑めるお酒になっております!
山廃の概念
日本最古の酒造り方法、生酛。そもそも当初は生酛なんて名前が付いていなかったのでは?先人達がお酒を造るには!というノウハウを集約して出来たのが後に生酛造りという名前に。
そしてその理屈を縦切りにして、不要なもの(行わなくても大丈夫な作業)を取り除いて出来たものが所謂山廃という造り方!
元坂さんならではの山廃という概念に皆さんなるほど〜!という感じになったはず!
山廃にも作り手、お米、水、様々な要因で全く違う味わいになります。山廃はこういう味!という概念に囚われず呑んでみるのがいいですね☺️
そんな元坂さんの会は下記日程でも開催が決定しております。
4月20日(月)19時〜20時半〜第2回オンライン八兵衛の会〜
4月26日(日)13時〜14時〜オンライン元坂酒造蔵見学〜
今回参加して頂いた方も違ったお話や前回聞けなかった質問もどしどし受け付けるのでご参加下さい!今回参加できなかった方は尚!必見ですよー!
記事を読んでイイネ!と思われた方、オンライン酒の会に参加して頂いた方、是非サポートとpaypayよる投げ銭をよろしくお願いいたします。
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