フルタイム共働き(親も遠隔地)での大阪教育大学附属小学校への受験と進学に関して 小1の壁



イントロダクション

大阪教育大学附属小学校は大阪では小学校受験といえばここっという感じでいまだに人気がある学校です。我が家でも子供が小学校に進学するのに合わせて小学校受験をして、2024年度から大阪教育大学附属天王寺小学校、大阪教育大学附属平野小学校、大阪教育大学附属池田小学校と3つある大阪教育大学附属小学校のうちの一つに進学することになりました。ついては、後進の皆様のためにも雑感、ノウハウをこちらに記していきます。
私自身色々と受験前に調べたのですが、内情が全く知ることができず、四苦八苦したので、受験をする前にこんなところかっというのを知ってから是非とも受験に挑んでもらいたいです。そして、小1の壁にぶち当たる前に対策を講じてほしいです。

我家の家庭状況

家族構成:父、母、子供の3人家族 両祖父祖母共に遠隔地(150km以上離れてます)
就労状況:父、母共にフルタイム勤務
小学校から自宅まで:徒歩、公共交通機関を利用して20分程度

受験編

さて受験です。大阪教育大学附属小学校の受験を考えた場合には幼児教室(塾)に通う方が多いと思います。我が家もそうでした、ここでも大きなトラップがありました。
<附属小学校に対応する塾は限られている>
私も調べるまで知りませんでしたが、附属小学校を受験する場合、塾はもうほぼ3択になります。
すなわち、奨学社、理英会、ハートスクエアです。
進学後にお会いした方はほぼこちらの3つに絞られます。
それ以外からもいるとは思いますが、後述する理由から進学後にメリットはないかなっと個人的には思います。

<進学後に人間関係が円滑なのは大手>
これにつきます。
小学校に入って痛感しましたが、もうね大手の塾に行ってる子は、合格時に友達がいるわけですよ、親も顔見知り。小学校って学校からのフォローが保育園とは違ってあまりない、そのために親同士の情報交換が重要ですし、なにより学校からも親同士に連絡先交換しておけよって言われます。これは旗持ち等で日程の都合が悪いときには親同士で勝手に融通しあってねっていうのが理由だと思います。

一方、うちが通ってた塾からはほどほどに合格者はいました。仲がいい親も塾でできましたが残念ながら合格されず、ほぼ知り合い0状態でした。そんな顔見知りもいない状況で、学校で他の親御さんと顔見知りになるのに苦労してます。別に友達になる必要はないのですが、大手の塾にいって、他の親御さんと広く浅く、立ち話くらいできる関係になっておくと進学後に非常に楽です。ほんと、気軽に学校のこと聞けたり相談できる人がいないと、詰みます。学校からのプリントもわかりにくく、これあってるの?ってのがママあります。

学校生活編

ここから共働きにとって壁が立ちはだかります。

<放課後どうするかよく検討する>
これ重要です。なぜなら附属小学校には学童はありません。さらに放課後はかならず家に帰って着替えをしてからしかどこか行くよいうに決められています。さらに入ってからびっくりしましたが、13:30下校とは月に結構な頻度であります。下手すりゃ月の1/3〜は13:30下校っていうケースも。

おおよそ放課後の過ごし方は以下のパターンに区分されるため、自分の家庭環境、居住地がそれに対応するのか把握するのが大切です。

①放課後、家に帰って家で親が帰宅するまで待機
デメリット:小学校1年生を長時間自宅で一人で過ごす。
メリット:学童に行く手間が減ります。

②放課後、家に帰って地元の小学校の学童に行く
デメリット:地元小学校への学童までどう移動するか?子供一人で移動できる距離か?だれかアテンドできるか?一人だけ別の学校という環境に耐えれるか?
メリット:学童は18時お迎えでOK

③放課後、家に帰って送迎付きの民間学童に行く
デメリット:金銭的にきつい(私が見学に行ったところは月5〜8万くらいコストが発生)
メリット:お迎えで時間の融通が利く、学童までの移動を考慮する必要なし

うちは上記のように共働きで、自宅から地元小学校まで徒歩で5分程度ということもあり、②で対応しています。案の定、地元の学童で話を聞くと、別の小学校から学童のみ利用している子は未だかつておらず初めてのケースと言われました笑 しかも、地元小学校で知っている子もおらずなかかタフな状況です(こちらに関してはいろいろと手は打ってますが本筋と違うので割愛)。
こちらの3パターンで共通する重要事項が実は抜けていて
<学校から家の移動どうする?>
公共交通機関を使って、自宅まで一人で帰るのは小学1年では困難であり、ほんとこれが頭痛いです。行きは途中まで母親が付き添っているのですが、帰りが早い時には13時半、平常時も15時なのでもう、働いてたら無理です。そのため、ファミリーサポートを使って最寄り駅から自宅までの付き添いお願いするとかしないと共働きでは無理です。

<平日に休みがある>
基本的に共働き家庭を考慮してないです。土曜日に何かあると平日が休みになります。これが今んところ月に1回くらいあります。なので共働きの場合有給休暇等で対応するしかないです。

<学校への親が行く機会>
これもPTA、個人面談等々で学校にイレギュラーで月に1回以上であります。旗持ちも朝だけでなく、当番制ですが帰りもあります。帰りって15時とかです・・・ 

<入学直後の送迎>
これは入ってすぐの数日は親が付き添いです、その後は任意になりますが、大体の親は最寄り駅、学校まで来てるケースが多いです。

まとめ

共働き、さらに親が遠隔地で附属小学校に行くのは結構無茶。
なかなかハードルが高いことを理解してから受験に挑むのがよいと思います。本末転倒かもしれませんが、遠隔地の親に1年くらい同居してもらう覚悟がないと難しいと思います。ファミリーサポート等を使ったらなんとかならなくもないですが、これが毎日となるとほんと綱渡り状態です。





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