2021年振り返り

ブログの更新がめっちゃ久しぶりになりました。
こんにちは。四季と申します。
さて、2021年も終わりを迎えるので、今年一年の振り返りなんかをして、来年への抱負なんかを忘れないために書き残しておこうと思います。

創作について

今年書き上げることが出来た小説は全部で7本。来年に発表される合同誌寄稿分を含めると9本。実は去年と大体同じくらいの本数を完成させることが出来てたことに驚き。
絶対数落としてたと思った…。
今年書いた小説の総文字数は約34万字。単純に割ると、ひと作品平均で3万8千字くらいという結果。
自分で書いといてこんなこと言うのも何なんですが、自分、よくこんなに書いてきたなと思うし、他の方もよくこんなに読んで下さったな、と感謝しかないです。本当に。

自分の書く話は、やっぱりどうしても話が長くなる傾向にあるので、いくら好きなジャンル、好きなカップリングとはいえ、読む気が失せたり、読み手に覚悟を強いてしまう部分がありました。
せめてもと、書く内容は面白くしようと心掛けているものの、普通は食指が動かないのものだと思います。
だからこそ、自分の書く話を読んでくれる人がいたり、あまつさえ感想を送ってくれる人がいることは光栄なことです。本当にありがとうございます。

ただ、ここ最近、自分の作風への疑問というか、自分自身を疑ってしまうところがありまして。
これまで自分は好きなように書いてきたけど、今年はーー特に今年の後半あたりから、本当に自分のしたいことしかしてないような気がしてならない。
つまり何かというと、「本当に自分のしたいことを優先して、原作キャラへのリスペクトを忘れてないか」ということ。

具体的に言うと、自分は物語の中で伏線とかを貼るのが好きで(伏線がないよりはあった方がより面白くなるんじゃないかという考え)、自分なりに色々と仕掛けを考えて作中に仕込むのですが、ここ最近は、話を考える時にどんな仕掛けをやろうかという所を優先して考えている自分がいた。仕掛けを第一にしている節があった。
本当はそうじゃない。
何よりも、やりたいこと、見たいこと、こうあって欲しいこと。そういった目的がまず第一にあって、仕掛けはそれらを表現するためにあるもの。いわば手段だ。
でも、ここ最近の自分は、手段と目的が逆になってる感じがあった。
こういう仕掛けがあったら面白そうだな、から考えて、それを表現するために物語を作る、みたいな。

もちろん、創作の仕方に正解も不正解もないし、このやり方をしている方を批判しているとか、そういう訳では決してないです。
ただ、自分のこととして考えた時に、このやり方はどうなんだろう、と思ってしまった。

自分の今の理想像としては、やっぱり何よりも内容があってことだと思ってるので、中身ありきで仕掛けはそのための道具、というスタンスで物語を作っていきたい

ましてや、今、自分がメインで書いているのはラブライブの二次創作。自分のしたいことに、ラブライブのキャラを巻き込んでいいのか?みたいな。

とは言うものの、二次創作なんだから自分のしたいようにやればいいじゃん、という答えは当然ある。自分もそうだと思う。
ただ、しばらくは、「自分のしたいこと」と「原作リスペクト」の狭間でうんうん頭を抱える日々になりそうだなぁと。
まぁ、この手の問題は、多分、ずっと迷い続けるものなのかもしれない。迷いながら、自分を厳しくチェックしていきながら作り続けていくのものなのかもしれない

自分にとって、高い位置で気持ちの擦り合わせが出来るように、これからも悩みながら書いていきたいと思います。

ブログについて

書くトレーニングの場、思考能力を向上するための場として始めたブログだったけど、あんまり機能しないまま終わってしまった一年でした…。
幸いなことに、というか、今年はなんだかんだ、ほぼ小説を書き続けていたのだけれど、その分、ブログと向き合う時間が割けなかったなぁと。

そんな中、毎週スパスタの感想記事を書き切ったことは、まぁ良かったかなと思った。
それに、自分が感想を書くと心に決めていると、その作品を結構集中して観ることが出来るのが分かったし、自分なりに考えて書くからこそ、他の人の呟きやブログを見て、「なるほど、こういう解釈もあったか」と学ぶことも出来た

今までも、作品の感想や解釈を見て、「なるほど〜」と思うことがあったけど、自分もその立場になったからこそ、そういう見方が出来る観察眼とか感性とかに触れることが出来たように思った。それらは自分にないものだから、普段以上に視野が広がった感覚がしたし、こういった解釈の仕方を自分の話作りにも落とし込めるんじゃないか、とか色々考えることが出来た。
自分の考えの幅が少しは広がった、という意味ではブログをやってて良かったなぁと思う。

今度の春にはアニガサキ二期が放送されるので、余力があればそっちの感想も書いていきたいなぁと思います。

時間の使い方について

今年の反省点としてはマジでこれです。時間の使い方。というか、本とか映画とかを楽しむ時間の作り方、と言った方がいいかもしれない。

上にも書いた通り、今年は割と年中文章を書いていたのだけど、その分、本や映画を楽しむ時間を減らしてたなぁと。

人間だから、小説ばかり書いていると飽きるし、感覚として自分の身体に蓄えていた創造力みたいなものが枯渇する錯覚に見舞われる時がある。
けど、そんな体内ミイラ状態でも、「書かないといけない」みたいな気持ちになって、机に向かっていた。書くこと自体は自分でもガッツあるなと思ったけど、そういう状態が続くと精神的にも結構しんどかったりする。気持ちの切り替え方を身につけないといけないと思いました。

今年の後半から、意図的に複数の原稿を同時並行して作業を進めたら意外と違和感はなかったので(作品毎に意識を変えることが出来るから)、来年からは本を読んだり映画を見たりする時間を強く意識していきたい。

それに、個人的な話だけど、来年から仕事で部署が変わり、また営業に戻ることになってしまいました(一度営業やって心身摩耗して部署変えてもらった人間を再び営業に戻すのはマジでどうかしてると思うが…)。今の部署とは違って、残業当たり前な世界にまた連れ戻されてしまうので、だからこそ時間の使い方やメリハリをしっかりせねばと思う次第。

来年の目標

上に書いたことをまとめると、
•書く時は、なるべく中身から物事を考えて作ること
•日々の時間の使い方についてメリハリを付けること(小説書く時間、本読む時間、映画観る時間、ブログ書く時間、ゲームする時間…等)
•心身共に健康第一(マジで)

他に、具体的なものとしては、同人即売会用の本を作る
今は、これまで書いたちかりこのまとめ本を作る予定だけど、それとは別にちかりこ新作を最低一本完成させたい。
構想は少しずつだけど頭の中にあって、この話は自分の中で土台となる中身が出来上がってるし、それを表現するための仕掛けも考えてある。多分、過去最長の長さになると思うので、ほとんどの人はまぁ読む気失せると思うけど、自分が見たいからやり遂げたい。

他にも、もう一本、完成させたい話がある。
これはちかりこではなく、Aqoursとしての話。実は、自分が四季として活動する前から書いていた話で、書き進めたはいいものの、途中で小説を書くということに自信なくして中断していた話なのです。
自分には小説を書く経験が足りん! 短い話を完成させて経験を積まねば! じゃあどんな話を書く? だったら自分の好きなちかりこ書いて経験を積もう! みたいな感じで、四季として活動を始めた経緯がありました。なので、この中断した話こそ、自分にとって始まりの物語と言ってもいい。
あれから、まぁまぁ小説を書く経験は積めたと思うし、29日と30日に行われたAqoursのライブを見てーー九人の姿を見て、改めて完成させたいなと思えるようになったから。そろそろ本腰入れて向き合いたいと思いました。

来年は、まず環境が変わるので、完成するペースは落ちると思うけど、話を書くこと、自分の好きなものを書くことはやめずに頑張っていきたいと思います。
もし良かったら、来年もどうぞよろしくお願いします。

今年の作品一覧

せっかくなので、今年書いた小説をまとめました。ご覧いただけたら幸いです。
※pixivに飛びます。

虹ヶ咲学園ゴミ拾い同好会(オダイバ後夜祭合同、寄稿作品サンプル)
https://www.pixiv.net/novel/show.php?id=14749281

ルドベキア(ちかりこ)
https://www.pixiv.net/novel/show.php?id=15063832

歩く幽霊(あいりな)
https://www.pixiv.net/novel/show.php?id=15539584

相 合(ちかりこ)
https://www.pixiv.net/novel/show.php?id=15716315

二人の真ん中(ちかりこ)
https://www.pixiv.net/novel/show.php?id=15879214

勘違いと命拾い(ちかりこ)
https://www.pixiv.net/novel/show.php?id=16346228

Deep Breath(ちかりこ)
https://www.pixiv.net/novel/show.php?id=16616736


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