ラスト2回のライブ

お酒も入って眠さもあって粗雑で長い感想になりますが、読んでいただけると幸いです。

影ナレというか光ナレ（？）での与田ちゃん主導の福岡クイズ。クイズのクセもあったけど、桃子の笑顔がやっぱり印象的で、個人的な話になるけど桃子と「遊ぼうぜ」の一緒の回答があって勝手にときめいてました笑。

本編
一曲目　スカイダイビング　さくらちゃんセンター
改めて聴くと、未来ってスカイダイビングみたいだなと思った。

風の向き次第で僕の愛は叶うか分かるはず

2曲目　ロマンスのスタート　山下センター
走りながらのロマンスのスタートはやっぱりいいね
アツアツのもつ鍋よりアツかったよ

ついに僕は目覚めてしまった　
今までとは違うんだ
刺激的な君との出会い　ロマンスのスタート

3曲目　サヨナラstay with me  さくら飛鳥Wセンター
序盤で一番持ってかれた曲
「離したら消えてしまうもの」で桃子が抜かれた時に心が苦しくなった

別れ際　聞き分けのいい自分にはきっとなれない
それだけあなたが大好きだったんだ
永遠分の一を私に下さいstay with me

4曲目　自惚れビーチ　あやねちゃんセンター
言わずもがなのアンダーの名夏曲。高嶺の花の女の子との恋愛ソング。乃木坂が歌うから余計に良い曲だし、笑顔が弾けるメンバー達を見るだけで幸せになる。
あやねちゃんの花道での声高めの煽りに思わず笑顔が溢れた。

絶対　忘れない(忘れない)
ひと夏になるよ
だって私と(私と)
恋するんだよ(ありがたいでしょう？)

5曲目　sing out 
こんな前半に急に出て来たからビックリした。背景のスクリーンで砂絵が行われていて、こういう芸との組み合わせが合う曲だなと思った。24時間テレビみたい。
飛鳥ちゃんのソロダンスは言及するまでもなく最高でした。5期生に聞いて欲しくなった。

ここにいない誰かのために　
今何ができるのだろう　みんなが思えたらいい
自分のしあわせを少しずつ分け合えば
笑顔は広がる

トーク　
真夏さんの噛みはご愛嬌ということで。結成10周年のお祝いとしてケーキといくちゃんのバースデーソング（独唱）。乃木ビンゴの時のいくちゃんより数段レベルアップしててめちゃ笑いました。
その後はまあやとひなちまのエモトーク。まいちゅんの言った乃木坂は美しい歴史を持ってる。僕もそう思います。
そして桃子。『先輩の温かさ。メンバーは変わっても変わらない温かさ。乃木坂が大好きです。たくさん感謝伝えないと』　僕も君のいた乃木坂が大好きです。
ここのトークゾーンは10周年もあってか、エモい話が多かった。かっきーは、何年か後にみんなに見られた時に、キラキラしてる、すごいねって言われたい。
真夏は、20年後30年後の乃木坂はどうなってるだろうね。特に印象に残ったのはひなちまのこの部分です。

変わるべきところは変わって、変わらない乃木坂の良さを受け継いで欲しい。乃木坂とともに年齢を重ねて欲しい。

6曲目　ざぶんざざぶん。ミニライブで言ってた演出はこの事かと実感した。二人とも顔面が強いから全然成り立つのが余計面白かったです。

あなたへの愛しさは泡のように
どっちつかずにふわふわ漂って
どこへ連れて行こうとしてるんだろう
大恋愛したかったけど　
どこか醒めてるように眺める防波堤

7曲目　threefold choice 山下飛鳥みなみ
みおなのポジションに山下さんが入るのは個人的にストライクでした。曲の持つタイプの違う女子3人の選択を迫られるのが崩れるどころか、山下さんの小悪魔要素が余計に無理な選択に仕立てるような気がしました。

選ばれなかった者は すぐに手を引くから
ホントのその気持ち 打ち明けなさい

8曲目　日常　アンダー曲一位
北野さん大優勝の曲。この曲の持つメッセージの強度は歳を重ねれば重ねるほど増す気がする。だからなのかりりあちゃんやたまちゃんの表情もすごく良かった。

次の次で降りるか？
そこに何もなくても構わない
そうだ　自分で降りてみなくちゃ
違う景色は見られやしないさ

9曲目　滑走路　
僕は滑走路に投票したので披露してくれて嬉しかった。メロディーとダンスが曲の価値を大きく底上げしてる曲だと思う。メンバーの笑顔も素敵だ。

どれくらい私　愛してるか？
嘘っぽい言葉　いらないよ
腕を引き寄せ　強く抱きしめたら
あっという間に唇　近づけて

VTR
期生楽曲についてのトーク。
僕は3期生が残した功労の一つにこれがあると思う（もう一つは5年間誰一人辞めずに12人で活動した手本を作ってくれたこと）。縦のつながりが大きくなってきた乃木坂の最初の変化だと思う。新しい形を作ってくれた3期生に感謝。

10曲目　ひと夏の長さより… 秋元かきWセンター
乃木坂の夏曲の隠れたキング。この曲で小説が書けそうな程のパワーを持ってる曲。もちろん投票した。先輩と後輩のセットで披露してたのがすごく良かった。弓木といくちゃんの絡みが個人的にはグッときた。フルで聴きたかった。

君のことは忘れられない

11曲目　アナスターシャ　新内センター
実は一期生よりも少なくなってしまった二期生。数が少なくなった分一人一人の厚みを大事にしてるのがビンビン伝わってくる。職人のような二期生の実力を見せつけられました。

愛すことのその重さ背負えなかった僕さ

12曲目　トキトキメキメキ
個人的に与田山下桃子の3人が尊すぎました。この曲はどのペアも好きなんですよ。本当にときめく。

君に僕はトキトキメキメキときめいて

13曲目　against  生田みなみWセンター
僕は生駒ちゃんの卒コンに運良くある事情で行けたので、生で最初で最後のオリメンでのagainstを見れました。今は人数はその時よりだいぶ減りました。でも威力は何も減ってません。生で見た僕が言うから間違いありません。

僕らは変わらなきゃいけない　永遠なんて信じるな

14曲目　I see…
4期推しの友達と暴れ回りました。新四期ももう何も心配はないなって思いました。立派な先輩になれると思う。

大事なのは一つだけ　君のことが好きだ

15曲目　空扉　
これはイントロが本当に胸アツ。二期生と三期生でのパフォーマンス。この二組は思うところが多かったと思うけど、楽しそうに歌ってるのを見ると、どっちも乃木坂で目指す先は変わらないという当たり前の事実に気づきました。ひーこもーこが見れて良かった。

青空に未来があるはずだ
誰も空を見上げているよ
ずっと

トーク
ここの優勝は向井さんで間違いないです。ナイスな下剋上を見せてくれました。ウインクかわいかったです。
表ではあまり見ない二組の関係性を沢山見れました。

16曲目　言霊砲　いもうと坂
後半1発目でテンション爆上がりました。やるとしても明日だと思ってたし、生歌で披露してくれるなんて最高すぎました。桃子ちゃんの『ぶつぶつ』はいつ聞いても心持ってかれる。尊いの具現化を見ました。

しつこいくらいがいい言葉にしよう
願うだけじゃ叶わない

17曲目　せっかちなかたつむり　生田遠藤樋口賀喜新内梅澤高山
先輩、後輩、先輩、後輩、まいちゅん、後輩、先輩で出てくる演出がエモかったです。まいちゅんは特別枠での出場です笑。個人的にはまいやんパートを梅ちゃん、ななみんパートをかっきー、七瀬パートをさくちゃんがやってるのがすごく良かったです。でもオリメンもかずみんだけなのになぁ。

100回会ったって
たった一回だけでも
チャンスはきっと同じだわ

18曲目　錆びたコンパス
一緒に見た友達が好きな曲でテンション上がってました。「俺らはまだ青春の荒野にいるよな？」とかしょっぱいこと聞いてきました。そんなことを言わせてしまう力がこの曲にはあります。

行き倒れたってそれで本望だ　
立ち止まってるより前へ進め
志半ばで挫折しても　一度くらい夢見てた方がマシだ

19曲目　扇風機
僕は忘れてた夏曲です。ただこの曲を聴いた瞬間にらりんのいた頃がフラッシュバックしたな。
そして一緒にあああって言いました。配信の特権です。

心がざわざわするって人間にとって大事なことかもね

VTR 選抜について

乃木坂の受け継がれるものは精神性
新しい形と伝統

20曲目　ありがちな恋愛　
飛鳥山下Wセンター　裏センター桃子
『名曲』その一言に尽きる。素敵な歌詞に杉山作曲はまちがいがない。一瞬だけだったけど、あやめ桃子レイを見れてよかったです。

愛よりも大切な夢を見つけたのなら
現実はいつだって退屈なものだ

21曲目　全部夢のまま
ありがちな恋愛の余韻も残さずにあのイントロが流れた時はキャパを超えるかと思いました。ダブルで最高の失恋ソングをセットリストに入れたスタッフさんには拍手を送りたいです。

僕の想像上で君を愛していたい
だけどそういうのって身勝手だよね
全部夢だったなんて　ずるい結末じゃなく
もっと現実的に傷つかなきゃ恋じゃない

22曲目　サヨナラの意味　いくちゃんセンター
ここで完全にキャパを超えました。リアルに泣きました。このセットリストはずるい、ずるすぎる。
いくちゃんのラスサビ前のソロ部分とか言いたいことはいっぱいあるけど、ここは泣きすぎて上手く言葉に現れない。

サヨナラは通過点　これからだって何度もある
後ろ手でピースしながら　歩き出せるだろう
君らしく…
サヨナラに強くなれ　この出会いに意味がある
悲しみの先に続く僕たちの未来
始まりはいつだって　そう何かが終わること
もう一度君を抱きしめて
本当の気持ち問いかけた
失いたくない
守りたかった愛に代わるもの

23曲目　ジコチューで行こう
泣きながら応援しました。前の曲とのギャップにこんな感じになりました。マイウェイで新内さんを映すスイッチャーさんナイスです。桃子美波れんかのトリオが見れて良かった。

やりたいことをやれ　ジコチューで行こう！

24曲目　ごめんねfingers crossed
さくちゃんの決意表明からのイントロ。後輩から先輩に変わる瞬間はやっぱり何か大きなものがあると思います。君は君らしく頑張ってくれればそれでいいと心から思いました。
いくまつパートがいくちゃん一人なのがやっぱり寂しい。
Bメロサビの最初のさくちゃんの表情が最高すぎて震えました。

明日ももちろん好きだけど　
近づかない遠い光のままで…
言葉にできない この気持ちをそっと
さよなら
君の幸せをずっと祈ってるよ

さくちゃんの幕が下りる最後のやり切ったような表情がすごく綺麗でした。

アンコール

一曲目　ぐるぐるカーテン
最初は一期生が一人一人出てきて過去の歴史を言葉に。
高山さんはサ行が多かったのが難しいところであったと思います笑。歌ってると後ろに後輩が続々と登場。過去のライブ映像も流れたのもあって、この曲を聴いてると昔の色んな記憶が蘇ってきました。

開いた窓　吹き込んだ風が
胸の奥のカーテン
恋の妄想　膨らませてる

2曲目　君の名は希望
乃木坂らしさを代表する一曲。友達と大合唱しました。この曲は学校の合唱曲に加えてもいいと思う。それくらい素敵な曲。

もし君が振り向かなくても　その微笑みを僕は忘れない
どんな時も　君がいることを信じて　
真っ直ぐ歩いて行こう

3曲目　インフルエンサー　与田山下Wセンター
乃木坂の転換期の曲。ななみんが卒業して、三期生が選抜に入る前の曲。初めてレコ大を獲った曲。ここで披露されるのも納得です。ただ個人的にはまいやんのポジションには桃子が入って欲しかったなぁ。

君を探してばかり　距離は縮まらない

4曲目　シンクロニシティ　梅ちゃんセンター
『結成当初では表現できなかった繊細な美しさ』と言った飛鳥ちゃんの言葉がスッと入ってきました。

泣いてる人のために
僕もどこかで何も気づかず　そっと涙流したい

5曲目　他人のそら似　飛鳥センター
イントロから歴代のダンスが組み込まれ、要所要所で泣きそうになった。特に保護色で桃子が抜かれた時はヤバかった。
アップテンポな曲調に乗せて、いきつけのスーパーで出会ったあの娘に似てる女の子と出会った僕の話。思いきって追いかけ、話しかけてみる。過去の思い出を遡るけれど、それは違くて、思わなければいけなかったのは過去じゃなくて未来だった。このことが『きっかけ』で何年間も付き合うことになったのが君なんだ。
この曲の何がいいって、『君』の特徴を何も言わなかったから、この曲を聴いた人それぞれの『君』を思うことが出来ることです。どんな人でもいい。たくさんの人の運命が始まるきっかけになる素敵な曲だと思います。

運命はどんな時も（思いがけない）
突然に始まるんだ（些細なことで）

6曲目　きっかけ
2017年が昨日のように思いだせました。僕の中でラストがこの曲でとても良かった。メモリアルなライブの1番の醍醐味である過去の回想がとても自然にできた。
乃木坂を好きで良かったといっぱい思いました。

決心のきっかけは理屈ではなくて
いつだってこの胸の衝動から始まる

感想

10年間の過去と未来の乃木坂46についてたくさん考えさせられた3時間でした。要所で言葉にされた「変わっていくものと変わらないもの」のこと。『僕らは変わらなきゃいけない』からこれからも沢山の変化があるはずだけど、その中でも変わらずに受け継いでいくもの。
それさえ失わなければ永遠に続く乃木坂らしさ。
これから沢山の人たちが乃木坂として坂を登るだろうけど、受け継がれる『らしさ』を大切に繋いでいけば、どんな挑戦だって、どんな未来だって希望しかないんじゃないかと思わされた。
そんな素敵なライブでした。