商品構成(渥美俊一)第1章の感想

こんにちは、シュムラです今日は商品構成の第1章の感想を書きます。

1章 チェーンストアの商品政策

1商業の原点

・人が生活してゆく中で必要なものを、必要なときに、必要な人に、最も便利な手段で提供するための活動が商業の原点

そのため「たくましい商魂」とは「人々の暮らしを豊かにするためにあらゆる努力を積み重ねる」ことになる。

小売業や飲食業は商業の中でも国民生活に密接に関わるものとなります。

2マーケティングとマーチャンダイジング

・マーチャンダイジング
使う側に立って製品を作り、商品として国民に提供する活動のすべてを総称する言葉

マーチャンダイジングにおいてはまず小売売価を決定し、第二にそれでどれだけの品質と機能を果たせるか考えてから始まる。
マーケティングが材料や加工方法から製品を導き出し、原価の積み上げから小売売価を最終的に計算するのとは全く反対です。

・マーケティングは売る立場作る立場から見た活動になります。

バイヤーや現場社員でも果たして自社の商品が使う側にとって便利そして適切な値段(有利)であるかを確認することは大事なことです。

・マスマーチャンダイジングシステムの目指す社会=生活民主主義の実現
一部の特権階級が享受する豊饒な暮らしを大衆ができるようにすること。

チェーンストアの品揃え方針

・3S主義
1スペシャリゼーション(差別化)
他社と異なっていないといけない、商品の違いが一番大事いなる。
珍奇な品揃えではなく、お客に支持され、お客が店へ来ざるをえない品揃えにすることがスペシャリゼーション。

2シンプリケーション(単純化)
命令・報告・行動原則やルール・作業の仕組みもシンプルで誰にでもわかるようにしないといけない。
起案者や報告者、命令者自身がよくわかってないと単純明快にはできない。

3スタンダーディゼーション(標準化)
商品の品揃えの標準化はチェーンストアにおいて重要

・小売業にとって売上規模や純益高は品揃えのあり方で決まる。

・商品の売価、品質、数量、演出、分類、店舗面積、他社との関係
これらを売上が伸び悩むときに反省しないといけない。
販促や広告、特売、接客応対の強化の対策も大事だが、商品が一番大事

・改善や改革は現状肯定からは生まれない、現状否定こそ改善改革の手順。
しかし、現状否定は根本的なものからの背反出ないといけない。

・個人の思いつきや特殊例が誇張し一般化して取り上げられやすいがそれはヘリクツである。




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