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さよならチビちゃん

先月、12年ぶりに妊娠が判明しました。

42歳で自然妊娠できるなんて、なんて幸せなんだろう、検査薬を見つめて嬉しくて泣きました。

つわりも始まり、酸っぱいものがやたら食べたくなったり、寝起きの吐き気が辛かったりしたけど、それも幸せでした。

胎嚢は確認できた…けど。筋腫が大きくて見にくいと言われました。

数年前、筋腫があるとは言われていたけど妊娠できるよ、と言われて気にしてませんでしたし、そもそもその頃は再婚せず一生独身でいるつもりでした。

それがこんなに大きくなってるなんて。でも、それでも着床してくれたんだから、赤ちゃんを信じたいと思いました。

小さな小さな胎嚢。赤ちゃんは見えませんでした。

次こそ心拍確認できますように、祈るような気持ちで産婦人科に通いましたが…

胎嚢と卵黄嚢はあるのに赤ちゃんはお留守。

天国に遊びに行っちゃったのかな。

もっと若いママの所なら育ってくれたのかな、居心地の悪い子宮でごめんね…

赤ちゃんは、何回見てもどこにもいないし、自然淘汰で仕方ない、そう思うようにしています。

むしろ、妊娠できただけラッキーだったのかもしれません。

だけどやっぱり、流産手術で入院なんてしたくなかった!!

抱っこしたかったし、上の子達の赤ちゃん時代は必死すぎてよく覚えてないから、次の子はもっとゆっくり育てたいと思っていました。

辛すぎる、でも上の子達がいます。落ち込んでばかりもいられません。

明日稽留流産のオペです。

チビちゃん、さよなら。みんなあなたに会えるの楽しみにしてたよ。

気が向いたらまた来てね、大事にするから。



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