年金の話②
年金受給平均額、高すぎない?
とご指摘を受けました。
記事に書いた数字は、
国民年金と厚生年金を支払った人の受給額であることを記載していませんでした。
申し訳ありません。
つまり、かつてサラリーマンだった人の平均年金受給額です。
自営業など、厚生年金に加入していなかった人は、国民年金しか受給することができないのでもっと低いです。
2020年度の国民年金の受給額は40年間保険料を支払った場合、満額で月額6万5,141円です。
国民年金と厚生年金の両方を満額で受け取ることができる人に比べたら、この額はおよそ1/3です。
厚生労働省が発表しています。
というか国民年金とか厚生年金ってなに?!
と思った方。
説明せずにすみませんでした。
今日から、その年金の仕組みについて
わかりやすく説明します。
そもそも年金とはなんでしょうか。
年金とは、働いている世代が国に年金保険料を納め、その納められたお金を国が65歳以上の高齢者達に年金として給付する、という制度のことです。
たまに誤解している人がいます。
自分が納めた年金保険料は返ってくるんだ!と思っている人。
いいえ。返ってきません。
正確にいうと、年金保険料を納めた人は、自分の老後に、若い世代が納めた年金保険料を年金として受け取る資格を手に入れることができます。
しかし、それが果たして自分がかつて支払った年金保険料に見合ったものなのかどうかはわかりません。
これが年金の少し怖いところ。
今政府は受給額を下げるよ、と言っているんです。
次回も年金の仕組みついて書きます。
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