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金利ってなに?

お金を貯めようと銀行に預け入れた時、
家を買って住宅ローンを組む時、
借金した時、
金利という言葉を聞きますよね。

金利というのはお金の貸借料です。

期間が長ければ長いほど、金利は増えていきますよね。

預け入れた、もしくは借り入れた元本だけに金利がつく単利、
一定期間ごとの利息を元本に足して、これを新しく元本とみなし、利息がつく複利などがあります。
雪だるま式にお金が増えるなんて言い方、どこかで聞いたことないでしょうか。
あれって利息にさらに利息がついてくる複利のことを指してるんです。

銀行に預け入れるなら複利は嬉しいですけど、借金だと恐ろしいですね…。

ところで市場の金利って変動するんですけど、
どうしてだと思いますか?

高くなったり低くなったり。
まぁ最近はずっと低いみたいですけど…

金利の変動って、よくニュースで聞く景気と密接な関係にあるんです。

景気が良くなると、物価は上がります。

物価が変動した時、お金そのものの価値とバランスをとる必要があります。

そのバランスを調整するのが金利の役割です。

100円のモノが110円に値上がりした時、お金の価値は10円分目減りすることになります。
逆に100円のモノが90円に値下がりした時は、お金の価値は10円分増えています。

こうなった時、金融市場は金利を上げることでお金の価値を上げ、金利を下げることでお金の価値を下げています。

つまり
景気が良くなると、賃金が良くなり
消費の需要が増え、物価が上がる

物価が上がると、値上がりする前に
人々はもっとモノを買おうとするので、
資金の需要が増え、金利が上昇する

という仕組みです。

逆ももちろんあります。


というか今の時代がまさにこの逆です。

2020年の住宅ローンの変動金利は過去最低を記録したそうです。
景気が悪すぎてあまりにもみんながお金を使わないからです。


…こういうこと書きすぎると、次第にお金の話から政権批判の記事が始まってしまいそうなのでこの辺にしておきます。

辛い時代ですが、前向きに生きましょう。

僕もなんとか頑張ります。

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