見出し画像

iDeCoってなに?

そろそろ4月になりますね。


近所で桜が咲いてたんで、おー!って思って見てみたら……
何やら葉っぱの部分もあったり、つぼみがあったり、一部だけ花が咲いていたり。

変だな?と思って調べてみたら、

寒暖の繰り返しのせいで、桜がストレスを感じてしまい、うまく花が咲けなかったらしいです。

寒暖差にストレスを感じるのは植物も動物も同じなんですねえ。花粉も去年より少ない気がするんですが、何か関係あるんでしょうか。



さて今日は年金に頼らず、老後を生きるための方法の一つ。iDeCo(イデコ)について。


最近は電車の広告でもこの文字を見かけます。


iDeCoってなんでしょう?
なにこの大文字と小文字が混ざった変なアルファベットの綴り。



別名、個人型確定拠出年金制度。


ただこれだと、長いし、漢字ばかりだし、この制度の認知度を上げたいから、もっと親しみやすい名前にしたい!
と、愛称を厚生労働省が募集した結果、iDeCoという名前になったそうです。

これは
indivisual-type Defined Contribution pension plan
の略。

もともと確定拠出年金はDefined Contribution を略してDC制度と呼ばれていました。
それに個別という意味のindividualをくっつけて、略してiDeCo。


厚生労働省によると
イデコは親しみやすい響きがある。
そして頭文字の「i」は私という意味が込められており、自分で運用する年金の特徴を捉えている。
さらに、交互の小文字と大文字はオシャレに見える。

だそうです。



え、そうか?



私なら「I」だろ。
そしてiDeCoってすごく打ちづらいよ。

この記事書いててもうiDeCoって打ちたくなくなってきました。



もうカタカナにします。イデコ。
個人型確定拠出年金はイデコ。


そもそも確定拠出年金ってなに、って話ですよね。


確定拠出年金とは、加入した人が毎月、お金を積み立てて、それを元に運用することで、将来受け取れる年金の金額が決まるものです。
年金とは書きましたが、これは前回紹介した公的年金とは違い、別に受け取る年金です。


確定拠出年金は企業型と個人型があります。


企業型は会社が決めたルールで、会社が全額お金を積み立ててくれます。
将来受け取る年金額を増やすために、従業員自身が掛金を上乗せして積み立てすることもできます。これをマッチング拠出といいます。

まぁ、企業型はいわば退職金制度の一部みたいなもんです。

全額掛金を会社が負担してくれるのはありがたいんですが、
従業員が企業型の年金を受け取るには何年以上勤務しなければならない、などの条件があったり、会社が用意した運用の仕方以外は選ぶことができません。



そして個人型がイデコ。

会社とは関係ありません。
運用機関を自分で選び、自分でお金を積み立てて、将来の年金額を増やす方法です。

どちらも自分で積み立てたお金が多ければ多いほど、将来もらえる年金は増えます。

イデコは最低月5,000円から自分で積み立てが可能。
そして、積み立てたお金は全額控除することができます。
つまり確定申告すれば、課税所得から積み立てた額が引かれ、払い過ぎた税金が返ってきます。


ただし、イデコ最大のデメリットは
60歳になるまで、積み立てたお金を引き出すことができません。

理由は老後資金を増やすための制度だからです。

途中で解約しても、運用で得た分はもらえません。


60歳までコツコツ積み立て続ける必要があるのです。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?