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控除の話①

花粉で目がパンパンです。
そしてライブをやりたいのにコロナで全然できません。


お金の話ばかりだと、書いてる僕も飽きてくるので、いずれ大好きな音楽やお茶、動物のことも書いていこうかなと思っています。

それはさておき…


今日は控除について。

知っとくと得するお金の知識の代表格ではないでしょうか。


情報量が多いので、3つの記事に分けて書いていきます。


控除というのは前の記事で紹介した10種類の所得における、所得税の負担を調整するために設定されているものです。

控除を申請すれば、所得全額に税金をかけるのではなく、控除分を引き、残った金額に税金をかけることになります。


サラリーマンなら「年末調整で税金がもどってくる」と、聞いたことがないでしょうか。

どういうことかというと、
給与所得者の場合、所得税が月々の給料から引かれますよね。

これって本当は控除があったとしても、控除されずに所得税を計算して引かれ続けてるんです。
つまり控除があるなら、税金を払い過ぎている状態、ということになります。

じゃあどうすればいいかというと、年末に各種控除を当てはめて再計算、調整してもらうように申請をします。

これを「年末調整」といいます。

そして実際に算出された所得税額よりも、多く引かれてしまっていた額が納税者に還付される、つまり払い過ぎた分が返ってくる、のです。

これって申請しないと返ってこないんです。

つまり知らなかったら、
知らないまま税金を払い過ぎてしまうんです。

最初に教えてくれよー、って感じですよね。
義務教育でもいいし、新入社員研修でもいいから教えて欲しいです。ひどいもんです。


だから僕が教えます。


もちろん税金が返ってくるのは、当てはまる控除があれば、の話ですからね。
特にないなら払い過ぎてることはないので、年末調整する必要はありません。

控除は全部で14種類もあります。

まずは物的控除の7種類

雑損控除
医療費控除
社会保険料控除
小規模企業共済等掛金控除
生命保険料控除
地震保険料控除
寄附金控除

そして人的控除の7種類

障害者控除
寡婦(夫)控除
勤労学生控除
配偶者控除
配偶者特別控除
扶養控除
基礎控除

こんなにあるんです!! 

全部覚える必要はありません。自分に関係のあるところだけチェックしとくといいと思います。

次の記事から一つ一つ紹介していきます。


読むときっと得しますよ。





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