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積立NISAはネット証券

FPの資格を取ってからも、運用や積み立ての勉強を重点的にしているので、最近はよくそれに関連した記事を書いています。


身の回りの人にもその話をしたり、たまに相談をされたり。


しかし、そのことでちょっと気がかりなことが。


大半の人が、
将来に向けての積み立てや、退職金の運用に興味を持った時に
自分がお金を預けている銀行でしようとするのです。

気持ちはわかります。
長年預金口座を使っているから信用しているのでしょう。

しかし僕は銀行で、資産の運用や積み立てをすることをお勧めしません。


なぜか。


よく考えてください。


銀行はあなたがいくらお金を預けているのか知っています。

預けているお金どころか、振り込み、引き出しからあなたのお金の動きをほぼ全て把握しています。
収入はもちろん、勤務形態や家族、先月はどこのクレジットカードで何にいくら使ったのか、どのようなローンを組んでいるのか、など資産どころではない、あなたの「生き方」そのものも把握されているといっても過言ではありません。


そんな人が「運用したい」なんて言ってきたら、


銀行はあなたの資産を狙い、彼らにとって都合のいいものを勧めてきます。


まず銀行というのがどのような仕組みでお金を稼いでいるか知っていますか?

銀行というのは基本的に、「お金を貸した人からとる金利」と、「お金を預けてくれた人に払う金利」の差額で儲けています。

ローンなどの払う方の金利は高いのに、定期預金などのもらう方の金利は安いよなぁ、なんて考えたことがある人もいると思います。理由はその差額が銀行の儲けになっているからです。


しかし、今は不景気がかさみ、史上最低といわれるほどの金利です。
低金利で困っているのは僕らだけではなく、銀行も一緒です。
この仕組みで儲けている以上、金利が低いとその差額を広げることができません。

じゃあ不景気の時、銀行はどうやって稼ぐのか。

リボ払いなどのクレジットカードの利息、もしくは手数料ビジネスです。

そう、以前の記事でも書きましたが、銀行の投資信託等の運用商品は手数料が高いのです。
まぁ景気が悪い時にだけ高くするわけでもないですけど…

ただ特に今は手数料を取りたくて躍起になっていると思います。

給料の振り込みやクレジットカードの引き落としなど、現代人が銀行と全くかかわらずに生きていくのは不可能です。
しかし、銀行はお金を預けておくだけが無難なんじゃないかなぁと僕は思います。

そこで、

積み立てNISAをやるのであれば、ネット証券の口座で運用することをオススメします。

人件費がかかっていないので、銀行に比べて手数料が安いです。


具体的には…


楽天証券、SBI証券、松井証券。
この3つですかねー、特徴をそれぞれ説明するなら

楽天証券は、
銘柄が豊富(これはSBIも同じです)、
100円から毎日積み立てができるから価格変動のリスク分散をさせやすい、
投資信託の残高に応じて楽天ポイントが付く
しかもこのポイントを運用することもできます。

SBI証券は、
銘柄数がNo. 1、
豊富な機能をそろえた取引ツールがある。
ただ僕が見た印象だと、初心者向けかこれ?というツールが多く、積み立てで使うというより本格的に投資をしたい玄人向けな感じがします。

松井証券は、
手数料が安いネット証券の中でも特に安いです。
手数料を抑えたい人にはオススメ。
ただしデメリットがあって、海外株式の扱いをしていません。
積み立てだろうが運用だろうが、国内だけでなく、海外の株式も組み込むことでリスク分散させるのは一般的な組み方ですが、それができないのは残念。

他にもマネックスとかライブスターとか、本当にたくさん種類があってどれがいいの!?って感じですが、僕なら迷ったら楽天を選ぶかなーー。


毎日積み立てなんて他にはやってないし、


楽天ポイントほしいしね。

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