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NISAってなに?


コロナ対策、


最初は現金支給するって言ってたのに、


お肉と魚の商品券とか言い出して、


最終的にはマスク二枚になりましたね……


え、エイプリルフール??


イタリア、イギリス、フランス、スペインは外出禁止にする代わりに、
現金30万以上を世帯に配ったり、8割以上の休業補償を行なっています。

比較すると、情けなく感じますね。


本当に情けない。


日本の税金はお供え物なんでしょうか。


近々、日本政府が一体ナニに税金をたくさん使っているのか、調べて記事にしてみたいと思っています。

今日は前回の投資信託に続いて


NISA(ニーサ)について


これもイデコと同じくらいよく見ますよね。


NISA、積み立てNISA、ジュニアNISAとか。



NISAとは

少額投資非課税制度のこと。

Nippon Individual Savings Acount
の略です。

直訳すると日本の個人貯蓄口座。

もともとNを抜いたイギリスのISAという制度があります。それを元に日本版ISAとして2014年1月にできました。


普通の口座内で株や投資信託を購入した場合、利益が出たら、そこに20.315%の税金がかかります。

しかしNISAが適用される口座なら、運用益に税金が一切かかりません。

投資で儲かった分には税金かけませんよ、っていう制度です。


ただし、1人1口座までしか開設できません。

そして税金がかからない期間や、
非課税になる投資額の上限も決められています。


なんでこの制度が日本に導入されたかというと、投資の敷居を下げ、誰でも気軽に資産運用をしてもらうためです。

そして、2014年にNISAはできました。
この年は株式投資の運用益の税率が10%から20.315%に増税された年です。

増税の理由は、2011年に起きた東日本大震災の復興のための復興特別所得税の導入です。

復興のためとはいえ
運用益を増税してそのまま放置してたら、
投資する人はどんどん減っちゃいますよね。


以上の理由がNISA導入の背景です。



NISAは全部で3種類あります。


①NISA(一般NISA)

年間投資額120万円まで運用益に税金がかかりません。非課税期間は5年です。

じゃあ5年すぎちゃったら運用してた株はどうすればいいの?

って話なんですが、

全部売るか、
他の課税口座に移すか、
翌年からまた新しいNISA口座に移すか
(これをロールオーバーといいます)、

選ぶことができます。

ロールオーバーは5年の非課税期間を延長できる仕組みです。
しかし、移した分は年間120万円の枠から引かれます。
さらに同一の金融機関でしか、ロールオーバーすることはできません。

②積み立てNISA

年間投資額は40万円まで。
非課税期間は20年です。

名前の通り、
長期・積立・分散投資(要は普通に運用するよりも安全な投資ってことです)に適した投資信託のみを対象にしたNISA口座です。
初心者向けで、手数料も低いです。

③ジュニアNISA

年間投資額は80万円まで。
非課税期間は5年です。

これ、結構驚きの仕組みです。
子供の将来に向けて、投資でお金を貯めようという制度なんです。

口座を開設できるのは0〜19歳の未成年者で、
運用や管理は親や祖父母が行います。

注意しなきゃいけないのは、運用益は原則子供が18歳になるまで引き出すことができないこと。
そして2023年にこの制度は終わってしまうので、それ以降は新しく投資することができないことです。

ただし、2023年に子供が20歳になっていないなら、20歳になるまでは、
保有している株などに関して、税金はかかりません。


20歳になっちゃうよって人は①の普通のNISA口座に移すことができます。

子供がいる人は、教育資金積立の選択肢の一つとして考えてみてもいいと思います。

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