ナットウキナーゼの有効性・安全性

 納豆は、大豆をナットウ菌により発酵させたもので、ビタミン類などの栄養素を豊富に含んでいるといわれている。1980年、須見洋行氏は、納豆に人工フィブリンを分解する作用が存在することを発見した。また彼らの研究チームはプラスミン基質を分解する酵素を納豆から抽出し、この新規フィブリン溶解酵素を「ナットウキナーゼ」と命名した。[1]

ここから先は

4,035字 / 1画像
この記事のみ ¥ 100

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?