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【コラム】緊急企画!!虫よけ剤で激しい皮膚炎が!? 日焼け止め剤と併用する際には要注意な理由を解説!

 6月に入り、気温が高くなる日も増えてきました。日差しも強く、日焼け止め剤を塗布する機会も多いことでしょう。
 また、この時期になると屋外・屋内を問わず、蚊やダニなどの不快な吸血生物が発生しますよね。虫よけスプレーは、屋外作業やレジャー活動には欠かせない存在となりそうです。
 
 一般的に、虫よけ剤(忌避剤)は安全性が高く、使用上の注意を遵守していれば、副作用が発生することは稀です。ただし、全く副作用がないわけではありません。虫よけ剤に限らず、副作用が全く生じない薬剤は存在しません。
 
 虫よけ剤もまた、その使い方によっては、思わぬ有害事象を引き起こしかねません。今回の【コラム】は、論文の読み方や活用法といったテーマではありませんが、季節的にニーズが高まる虫よけ剤について、その使用に関連した思わぬ有害事象を解説します。

市販されている虫よけ剤の種類と特徴

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