勝浦のみなさん、ありがとう。

第一陣で武漢から帰られた方が全員陰性だったとか。本当によかった。ご本人やご家族にとっても最高の知らせだ。

今回のことで非常に驚いたことがある。

勝浦の住民のみなさんの民度の高さだ。

勝浦の方たちが砂浜に文字を書いて、滞在者の方を励ましている映像を見た。

心はひとつ。また来てね。

がんばろう。

「また来てね」この段階でなかなか言える言葉ではない。

「がんばって」ではなく、「がんばろう」

がんばろうの後ろには「一緒に」という気持ちがこもっている。

ホテル三日月が彼らを受け入れたこと自体もすごい。

ネガティブイメージが付くことを恐れて断るホテルが殆どの中、元々の予約客を系列の他のホテルに移してまでの受け入れ。経営者は若い方だそうだが、その英断に本当に頭が下がる。

そして砂浜での竹灯籠、和太鼓の演奏。ホテルのロビーには地元の学生さんたちの励ましのメッセージが飾ってあった。勝浦の皆さんが、心から彼らのことを気遣い、自分たちに何ができるか考えて、それぞれが精いっぱいの励ましをしている。

当初地域住民がホテルでの隔離に不安を覚え、集会を開いた。だが、説明を受けて会場を出てきた人たちは、「最初は不安だったが、状況をよく説明してもらったので安心できた」と言っていた。

海外では隔離施設周辺の住民が、政府の役人に掴みかかったりしているところもあるのに。

勝浦すごい。大人も子供も、民度が高い。

今回いろいろなことを学ばせて頂きました。勝浦のみなさん、本当にありがとう。



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