パンを探したい(めんどくさい)

『なんてったってアイドル』のリズムが、頭から離れない変な夢を見た。口癖が、そのリズムで人に迷惑かけそうな夢。そんな変な夢のせいで、またよく眠れなかった。時計を見れば8時で、8時間ちょっと寝ていたらしい。あれれ、おかしいなぁ。超健康じゃーん。寝過ぎ。

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朝はパンです、時間がないので。朝から米を食べれる人は、総理大臣になれるんじゃないかって思ってます。朝、米を食べる人はきっと慌てて口の中に詰め込むようなことはないでしょう。時間を上手く使えるから、だから「朝の米」に辿り着けてる、と僕は勝手にそう思っているし、そうでないと困るのです。本音は僕だって味噌汁たくあん白米で朝を受け入れたいですよ。でも、朝は想像よりも俊敏で歯が立たなくて。諦めてパンをかじるのです。こんなこと書いたらパンが負けの象徴みたいになっちゃった。

美味しいパンを探したい。パンが好きな人がいる。パン屋の看板を見つけて「パン屋やん」のリアクションにまでは僕だって到達するけど、「寄ってこ」とはならない。なんなら無視してコンビニに入ってしまう。終わってる。
美味しいパンは、美味しいらしい。はっきりとした記憶で、美味しいパンを食べた記憶はない。そもそも、自分はパンが好きなのだろうか。好きなら、どんなパンが好きなんだろう。......たぶん、クロワッサン。
美味しいクロワッサン、探すか。
めんどくさい、けど。めんどくさいのが人生か......

(オモロイ映画は観ます、まだ観てないです、ごめんなさい、観ます)

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川上弘美『蛇を踏む』を読んだ。芥川賞受賞作。冒頭の蛇を踏んだ、から始まる物語はやっぱり蛇の話だけど、大事なのは蛇がどういうメタファーで、どう働いているのか、って話で。ストーリーを素直に追ったら、「なんじゃこりゃあ!」だけど。捻くれた頭で考えれば、人間が持つ無意識下の意識で積み上げる現実に、踏んだ蛇はいるんだなと思った。そういう解釈を持って選評を覗いたら、石原慎太郎がバツつけてて笑った。アプローチが特異だとしても、石原慎太郎っぽさあったように思うけど。少々弱々しく見えたのかしら。蛇を踏まない自信しかなかったのか。どっちにしろ、受賞してるんだから、それはよかった。

(石原慎太郎がバツをつけた当選作ありすぎだけど、大事なのはバランスなので)

(候補になった作家はムカつきそう)


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長嶋有の『タンノイのエジンバラ』を読んだ。理想的な短編だった。
(同時に読み進めるタイプなんです、許してください)
オモロイので、長嶋有の本をいっぱい注文した。貯金は減っていくばかり。心は太っていくばかり。

そんなんで、今日は終わり!
焼酎を飲んだので、更新ギリギリ。
よい夢を、おやすみ。

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(昭和の人から小泉今日子の話ってあんまり聞かないよな。まじでタブーなんか、ってぐらい喋らない人もいるよな)

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