(11) 日産 パルサーGTI-R (RNN14)(1990年)
日産 パルサーGTI-R (RNN14)(1990年)
所有期間 1997年11月~1999年9月
■日産 パルサーGTI-R (RNN14) について
平成2年にフルモデルチェンジしたパルサーのホットバージョンとしてデビューしたスポーティーハッチバック。
もともと1600ccエンジン搭載の小型車であるパルサーに2000ccDOHCターボエンジン(SR20DET)を搭載し、駆動方式はアテーサシステムの4輪駆動を採用、小型軽量ボディーに230psのエンジンを搭載したこのクルマの本当の目的はWRC(世界ラリー選手権)のためのホロモゲーション取得であった。
このため、GTI-RはWRCカーそのままに、大型のリアスポイラー、大型のエアスクープを設置し、スパルタンなスタイルとなった。
また、GTI-RはWRCだけではなく、国内ラリー、ダートトライアルなどの競技車両としての役割も持ち、GTI-Rのラリーベース車としてクロスミッションとオイルクーラーを装着し、装備を簡略された「R」も同時に販売された。
デビュー当時はWRCでの活躍(?)などからファンも多く、スパルタンなスポーツ4WDとして人気があったが、後に登場する他メーカーの強力な4WDマシンの前には色褪せてしまう結果となる。
結局、ベースモデルであるN14型パルサーがフルモデルチェンジした平成7年に、生産終了となった。
■現車紹介
■個人的な概要
ついつい衝動買いしてしまった一台です。
ちょうど、冬用に使ってたアルトワークスの車検が近かったため、買い換えてしまいました。(なんせ値段が安かったもので)
パルサーGTI-Rは、私がラリーのナビゲーターをしていた90年あたりにデビューしたクルマで、ダートラに転向していた頃の92年あたりにはWRCマシンとしての活躍はなかったものの(世界ラリー選手権とかはあまり詳しくないんですが)、県シリーズや関東戦ダートトライアルでは結構走っていたクルマだけについつい欲しくなったのです。
もっとも、当時からトラブルの多いクルマだったこともよく知っており、走らせるのならインプレッサWRXやランサーエボリューションはもちろんのこと、240psのギャランVR-4のほうがよっぽど良いのですが、なんせ、安い出物だったし、ダートラを再び始める気もなかったのでついつい買ってしまいました。