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【現地民による】PASSCODE STARRY SKY TOUR@KT ZEPP YOKOHAMA【ライブレポート】

お疲れ様でした。

   
 
 
 


約7ヶ月ぶりにPASSCODEのワンマンライブを見に行きました。
申し込んだら、まさかの当選を果たし仕事を終わらせ無事現地へ。

現地到着は17:20ぐらいでソーシャル・ディスタンス(以下SDと略)を保つ様に足元にシールが貼ってあり、そこで入場する形。

特典のTシャツとピクチャーチケット、ついでにドリンクも回収し、ロンTも二種購入し、ライブを待つ。

18:00過ぎにプロデューサー?さんらしき人が現れ、ライブ上の注意事項を説明。ちょっとノリ良すぎて危うく声出しかけた← 
 
 

 
 
 

セトリ

PassCode STARRY TOUR 2020 セットリスト

STARRY SKY
Maze of mind
DIVE INTO THE LIGHT
insanity
bite the bullet
MC
Taking you out
Seize Approaching BRAND NEW ERA
GOLDEN FIRE
ATLAS
Tramonto
オレンジ
MC
Future's near by
Tonight
MISS UNLIMITED
Ray
It’s you
STARRY SKY




ワンマンライブでは7ヶ月前の1月に行われた新木場STUDIO COAST以来、私もPASSCODEのライブ参戦はそれ以来ですね。




まず、先に言っておきたいのは、今回は以前と違いコロナ禍の渦中にあり、それに対応も兼ねてか、定番のアグレッシブさはありつつ、縦ノリ横ノリも激しめのミディアムテンポが多い印象が多かったですね。


しかし、不思議な事に「STARRY SKY」に収録された曲達は三曲三様の魅力を持った曲達という事もあり、そちらの事も上手く織り交ぜてた事もあり、凄く良いライブでした。





今回のツアー用にSEが始まり、「STARRY SKY」へ。
「コロナ禍だったしある程度のパフォは…」なんて心配は即座に吹き飛んだ。
ライブでもオーディエンスとノリやすいパートだったり、見慣れたライブよりは人は少ないけどいい景色やった。



トランシーでラウドに攻め込む「maze of mind」、ラウド色とEDM色を交互に展開しつつ、サビでは軽快なベースのスラップと聴きやすさもある「DIVE INTO THE LIGHT」でフロアの熱を高めていった。





ここで「insanity」「bite the bullet」をぶち込む一手は度肝を抜かれた。
どちらと言うと海外バンドの曲に寄せたテイストの曲(特に『insanity』は全英語の歌詞というのも相まって)なので、渋いチョイスだなぁと。

リフの殺傷能力の高さは勿論、こういうかっこよさも表現しきれるのもPASSCODEの強さだよなぁ。




MCではやちぃ(南菜生)が「みんなに忘れられて、他の事に夢中になって離れてしまうんじゃないかと心配だった」と言ったけど、僕は心の中で「ソンナコトナイヨ」と呟きましたw

いつもヤジだったり、何かと騒がしいイメージが多かっただけになんか今回のMCは新鮮でしたね。





「Taking you out」はちゆな(今田夢菜)とかっぴ(高嶋楓)のシャウトの掛け合いは勿論、コロナ禍前と変わらないパフォーマンスで自粛期間でもそれぞれが鍛錬を積んで頑張ってきたんだなと。ひなちゃん(大上陽奈子)のクリーンの安定感は流石。




新曲「Seize Approaching BRAND NEW ERA」(長い)はカッコイイよね(n回目)。そこからの「GOLDEN FIRE」
テイストが近いと感じていたので、新譜を聴いた時に「Seize App(以下略)の次にこの曲来たら面白いだろうなぁ」と思ってたら、本当に来たから声出そうになった笑

この辺の中盤が今回のハイライトだと思いますね。
歌詞の内容もリンクしてたし、曲の雰囲気、セトリの流れがかなり良かった。



「ATLAS」の『新しい世界に突っ走れ!』から「tramonto」の『挫折してもまだ前を見ていく』持っていき方、韻の踏み方もどこか近いものはあるなと聴いてて思いました。

「オレンジ」は初めて聴いたかな
「tramonto(日没)」と近いニュアンスで、別の捉え方をすれば「tramonto」は別れを歌っているように思えるし、やちぃのMCの一言はここに由来するのかな?とすら思ってしまう。
ゆったりしてメロディが映える曲で、エモーショナルで最高でしたね。





MCでは映像化するとかしないとか新しく音源出るとか出ないとか色々匂わせつつ、ほんわかしたMC。
ちゆなが戻ってきて、ひなちゃんに「ちょっとデスボやって」と無茶ぶりしたり、「ゆな、客席からPassCode見たいねん」と面白くて笑いそうになってしまったw


終盤はやば過ぎたわ、
「Future's near by」でかっ飛ばし「TONIGHT」でエモさと激しさを魅せ「MISS UNLIMITED」で更に上げて「Ray」と「It's you」で感動させるなんて極上過ぎる流れですわ。
早くこの流れで暴れられる日は来ないかなぁ…




ラストに「またここから始まる」的な言葉を残し「STARRY SKY」(2回目)。
ここからまた始まり、そしてコロナ禍でリリースしてメンバーやスタッフさんのの中でも思い入れがある曲になってるのかなと思いました。





感想

久々の大箱でライブだったけど、楽しかったしメンバーもバンドメンバーも気合い入ってて、コロナ禍で一切腕が鈍るような雰囲気も見えず、いつものようにキレキレでしたねー

 

 

新曲もライブに強い感じが出ていて、なおかつ上手くそれに合わせにいった+さっきも言ったが、ミディアムテンポを増やして、ノると同時に観ることも意識されたセトリだなと思いました。




自粛期間で思うような活動ができず色々なイベントが中止、という決断に至って苦しかったと思う。

 前を向いて今後未来の為に今できること、そして今回のライブで観客を入れてライブを行い、漸く新たな一歩を踏み出せた(やちぃ談)と、不安を吐露しつつも、PASSCODEは前を向いて何ができるかを考えてくれてるのは、嬉しいよね。


願わくば、1日も早いコロナ禍以前のエンタメの復興の為に……

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