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バナナマン設楽統が乃木坂46に薦めたBOØWY「LAST GIGS」の魅力【乃木坂工事中】

ごきげんよう





8/31(8/30深夜)に放送された「乃木坂工事中 #273 」の「
教えて先輩!今さら聞けない乃木坂46ルール」の企画で、新4期生の黒見明香がバナナマンに「BOØWYの入門曲を教えて欲しい」と質問。




バナナマンぐらいの同世代かそれに影響を受けた子供、音楽や昔のロックが好きでなければ、今の若い子達はBOØWYの話は分からないだろう。





しかし、こういう企画然り、音楽番組やバラエティ番組の特集で取り上げられ、若い世代にも知られているが、
「何から聴けば良いか分からない」という方や、「音源聴いたけど、ピンと来なかった」の為に1つのアルバムを紹介しよう。

最適解は番組内でバナナマン設楽統の言う通り「スタジオアルバム全部(6枚)全部聴け」なんだけど、一つ薦めた「LAST GIGS」を今回は取り上げる。



何より、私が「LAST GIGS」を聴かなければ、今BOØWYを聴いていなかったかもしれないし、氷室京介のLAST GIGSに行くこともなかったかもしれないからだ。
体験も交えて話そう。

最初はなかなかハマらなかったBOØWY

今ではBOØWYが好きな私であるが、10年以上前にGLAYのTAKUROさんの著書「胸懐」を読んで、BOØWYの名前を知った。
その中でTAKUROさんがあまりの名曲に腰を抜かしたと言われる曲「B・BLUE」を聴いた。




「ん、んん?」


如何せんその頃は良い音質に聴き慣れてしまったり、自分のレベルの低さ、何よりメタルが好きすぎて、あまりピンと来なかった←





しかし、それを一変させる音源を聴いて評価は一変する。
それが設楽統が薦めた「LAST GIGS」という音源だ。






LAST GIGSを薦めたい理由

私もBOØWYのアルバムで薦めるなら、「LAST GIGS」である。

選曲はBOØWYで初めてヒットしバンドをより勢いづけた「B・BLUE」や、シングル曲にもなった「MARIONETTE」「ONLY YOU」、ライブの定番曲である「DREAMIN'」や「IMAGE DOWN」も入っていたり、ベスト盤とも言えるような内容。



ギターの切れ味の良いカッティング(ジャキジャキした音)は耳に突き刺さるし、音源でキーボードが弾いているフレーズをギターで弾いている。


ベースがフレーズはしっかり土台に徹しつつ、音では目立ってきて、ドラムはスネアの音がめっちゃいい。
何よりライブアレンジされた曲達がカッコよすぎる。






そして、ファンの歓声以外で4人だけの音しかない。裏で事前に撮った音源を流す(いわゆる同期演奏)という事はこのライブではオープニング以外ほとんどしていない。


ファンと自分たちだけの世界というのは勿論、彼らがデビューしてから一貫している「自分たちの音楽を聴いてもらいたい」という気持ちが伝わってくる。



普通にアルバムから聴いてハマるのが先か、ライブアルバムを聴いてハマるのが先から、それぞれの判断に委ねる。
が、こんなアツいライブアルバムはそうはないと思ってる。







私がBOØWYのキャリアや、「伝説」と言われるエピソードを書かなかった理由



大体こういうバンドには「元々は売れなかったけど、ここまで売れました」とか「こんな伝説がありました」と語られるが、大体そういうのはテレビでやったり、ネット見れば大体乗っている。それは、あくまでも音楽とは関係の無い話なので今回は書くのをやめた。



「LAST GIGS」と「LAST GIGS COMPLETE」、どっち聴けばいいの?内容は?




「良し!LAST GIGSをサブスクとかで聴いてみよう」
「え?待って!同じようなタイトルが2個ある(齊藤京子Vo)」




そう「LAST GIGS」と名を冠したライブアルバムは大まかに2枚存在する。「LAST GIGS」と「LAST GIGS COMPLETE」である。



まずは「LAST GIGS」は今回紹介した音源で、曲数は12曲入りと「COMPLETE版」より少ない。88年に発売され、現在は廃盤。




次に「LAST GIGS COMPLETE」は24曲入りで、LAST GIGS2日目(ライブ)で行われた曲達がほぼまるまる収録されている。言わば完全版ってやつだ。ただ曲数がこっちの方が多い、ただそれだけだと思う。多分。。。。



俺は沢山曲が入ってて、なおかつ色々なBOØWYの顔が見れたり、何より「JUSTY」「PLASTIC BOMB」「WORKING MAN」「BAD FEELING」が入っててその曲たちが好きなので、出来ることならCOMPLETE版を薦めたい。








一言…

80年代のバンドは日本のロックを語る上で欠かせないバンドが多く存在します。

今回紹介した日本人のロックを確立したBOØWYは勿論、
ヴィジュアル系の礎を築いたDEAD END
独自の世界観を展開するBUCK-TICK
海外進出を果たしたメタルバンドLOUDNESS

90年代のバンドはバラエティが豊富なイメージですが、80年代はその土台が作られた時期と言えます。ここら辺のバンド無くして、今活躍するバンドの存在はありえないでしょう。





だが、ロックという言葉がメジャーとは言い難い時代で日本国内で商業的にここまで売れ、様々な伝説を残したBOØWY。音楽業界に大きな影響を与え、多くのファンや、ミュージシャンを生み出したのはとてつもない功績でしょう。







是非お時間があればで良いので、聴いてみてください。
もしこの記事読んで聴いて好きになったら幸いです。





おわり

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