Yell note :Page57 絆のアリル第23話「絶望のタイムリミット」感想
ついにアニメもラス前となる第23話。最終回(のはず)に向けてどんな伏線や謎が残っているかおさらいしてみましょう!
※記事中のアニメ本編画像は絆のアリル公式サイト(©KA/絆のアリルPJ ©絆のアリル製作委員会)より引用しています。
1.エイダの目的は?
PathTLiveにとって最も大きな障害となっているのは大会実行委員長を務めるエイダでしょう。ファーストシーズンではランキングの評価システムに介入したりしていましたが、第23話ではついにパフォーマンスそのものを阻むという実力行使に出てきました。力技すぎるだろ。そんなことしたら逆に「繋がりが個性に勝る」ということを認めたようなもんでしょうが…。そして仮にも元アーティストならプライドとかないんか?という話ですけど、どうやら彼女には大きな目的がある模様。
Cパートで明かされていた目的の片鱗。
「グリッドアワードを通じて私が理想とするパフォーマンスを発信すること。そして…誰もがその考えに共感してくれる、そんな世界にすることです」
急にディストピアなこと言い出してる…。
2.負けフラグ?
閉じ込められたPathTLiveに代わって順番が繰り上がったBRT5。披露する曲は第13話と同じく「アスノヒカリ」でしたね。
BRT5がトリだったならまだしも順番が入れ替わってしかも既存曲だったら負けフラグじゃん!!やめてくれよ!!
とはいえこれまでに披露されたユニットバトルの3曲はどれもハイレベルなのは間違いなく、最終回でのPathTLiveのパフォーマンスにプレッシャーがかかります。しかもアニメを含めたアリルズプロジェクト今年1年の集大成的な立ち位置ですからね。
全視聴者の度肝を抜く強い曲であってほしいものです。
3. まるまるエリアはどうなる?
ミラクたちがいつも集合している野原のような空間を唐突に「まるまるエリア」と呼んでましたが、PathTLiveが脱出するためにまるまるエリアが消去されてしまう(正確には改変されてしまう)らしく。
いやまあ、ミラクの思い入れもすごいわかりますし、視聴者的にも第1話からここでの喜怒哀楽を見てましたからね。何とか消滅は回避してほしい…んですが、あくまでもデータでしかないのでコードだけ保存しておいて後で復元すれば?とか思うのは無粋でしょうか。もしかしてバーチャル世界の管理権限とかないと難しいんですかね。
4. キズナアイの行方
ちょいちょい忘れられてる気もしますが、世界観の出発点として「突如として行方不明になったキズナアイ」というのがストーリーの根幹なんですよね。キズナアイの不在によって台頭してきたのがエイダ。そのエイダがキズナアイに憧れているミラクの障害になっているという。
これは第23話を見た私の妄想なんですけど、キズナアイもエイダによってどこかに隔離されているのではないでしょうか。
エイダはサイバーアタックによってオーリス学園長の機能にも干渉しようとしていました。つまりエイダはAIであるキズナアイにも何らかの働きかけができた可能性があります。
そしてバーチャルグリッドアワードを利用して自分の理想を実現しようとしていたエイダにとって、思想を異にするキズナアイは邪魔な存在だったはずです。
…はてさて、ミラクはエイダの野望に打ち勝ってキズナアイを継ぐ存在になれるのか。見逃せませんね!!