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Yell note :Page30 絆のアリル第11話「True color」感想

これがわたしの全力!!だああああああああああ!!

ということでアニメ超電磁砲1期の最終回がすごい好きなんですけど放送が10年以上前という事実に震えが止まりません。omrって10年間アニソンのキラーチューンだもの…。
ラスサビ前の「胸を張って 全て誇れる」という歌詞をノエルが歌っているのがキャラクターの性格を感じさせてエモいですね。

※記事中のアニメ本編画像は絆のアリル公式サイト(©KA/絆のアリルPJ ©絆のアリル製作委員会)より引用しています。

1.その手を伸ばして

なんやかんやあって落ち込んでいたミラクでしたがお好み焼きを食べたことでみんなの励ましを受けたことで完全復活。ミラク、ノエル、クリス、リズの4人は予選突破に向けて改めて気合を入れ直します。

その様子を見つめるまるまるは「……いいな」と彼にしては珍しい小さな声で本音を漏らしていました。元々まるまるだけがいた空間でしたがいつの間にか賑やかになっていましたからね。ミラクたちが日々笑ったり悩んだりしている姿が眩しく見えたのかもしれません。
そんなまるまるの独り言を耳ざとく聞きつけるミラク。察しがいいんだか悪いんだかよくわからん人です。

ミラクが考え付いたのは「シャワーオブサウンドフェスタ」というステージイベントにみんなで参加すること。複数名でのエントリーが前提になっているようで、ミラクが考えるメンバーにはまるまるも含まれていました。歌ったり踊ったりできるんか…?!という疑問もありますが、ミラクチャレンジの時には咄嗟にアフレコをしたりと芸達者ではあるんですよね。
ノエルがめんどくさい誘い受けポーズを発動したりと紆余曲折あったもののめでたく5人での参加が決定。

ミラクたちがイベントに向け練習を重ねているのと同じくして学園内の某所では、前回のラピンドール受賞者であるエイダ(CV植田佳奈さん)が何やら調べものをしていた。エイダが出てきたのって第3話以来でしかもようやく初セリフ!ずいぶん引っ張ったなー。
彼女の調査は失踪したキズナアイに関するもののようだが…??

この人はAIではない…はず

2.butterfly

まるまるがせっかく参加を決めてくれたのはよかったものの、ミラクたちがUPした動画には冷ややかなコメントが並んでいた。それはまるまるに対する批判で、彼のアバターとミラクたちが並ぶとどうしてもアンバランスに見えてしまうことが起因していた。

ミラクはともかくとしても、ランキング上位陣によるガチのパフォーマンスの中にまるまるが入っているとどうしても悪目立ちしてしまうことは仕方ないことではある。いつもはシニカルな態度のまるまるも少し落ち込んでしまったようで。

リアル世界でのまるまるは思い悩んだ結果ミラクに相談してみることに…なのはいいんだけども、彼女をたこ焼きの匂いで誘い出すという原始的な手段を強行。しかも成功してたりする。
「友達の話なんだけど…」とあまりにもベタな話の切り出し方。リアルまるまるはぼっちっぽいのであまり会話が上手ではなさそう。まあ某天才ご令嬢も同じことしてたし…。

友達の話なのでセーフ
©赤坂アカ/集英社・かぐや様は告らせたい製作委員会

「やりたいことに対してどうやって進めばいいかわからない」という彼の悩みに対し、ミラクの答えはシンプルなものだった。「わたしは思ってることを全部口に出しちゃいます」
確かにミラクは独り言が多いというか、自分を奮い立たせるように「ああしよう、こうしよう」と言っている場面が多いような気がします(視聴者への説明と言うメタ的な事情もあるだろうけど)。

リズがフォーメーションを修正するなど、まるまるを加えた上でイベントに出ることを改めて決意するミラクたち。まるまるもやる気になったようでついに本番当日を迎えることに。

勝ったな!風呂入ってくる!

今できるベストを尽くしたミラクたち。その結果はというと……魂が抜けてしまったノエルとリズの表情で一目瞭然。残念ながら優勝は逃してしまったようです。いや、この2人がいて勝てないってどんだけ大会のレベル高いんだという話ですが…。

意外に部屋着は地味だった

リアル世界のまるまるは練習やイベントを通してミラクたちとの仲が深まったことに感慨深げな様子。しかし彼らのパフォーマンスにはまたしても心無いコメントがいくつか存在していました。
まるまるのアバターがミラクたちの足を引っ張っているのかもしれない。そしてこの姿かたちは本当に自分が望んだモノなのか?本当になりたい自分はどんな姿なのか?

心を新たにした彼はついにミラクたちに真の姿と名前を明かし、自分だけの歌を唄う。
巨大な花の中から現れた彼…いや、VR世界における彼女の名はクオン(CV川口莉奈さん)。
キズナアイが言っていた「あなたは何になりたい?あなたは何をしたい?」という問いかけに対するひとつのアンサー。
クオンの存在はまるでその象徴のようでした。

3.第11話で判明したこと

・「アニメのクオン=アリルズのクオン」?
ミラクたちより1学年上という設定もですけど、いったいどこまで本人のプロフィールとして正史に組み込まれるんだろう…。

・川口さんの一人三役
リアル世界のまるまる・VR世界のまるまるという二役に加え、ついにクオンも登場して一人三役を務めた川口さん。序盤からEDクレジットでクオンという名前は登場していたものの、余程のファンでなければこの3人が同一人物であると聴き分けられた人はいなかったのではないでしょうか(色々伏線はあったけど)。歌唱力だけじゃなくて声優としての技量も発揮されているので、川口さんファンは円盤全巻買うように。
ちなみにOP曲の映像でもまるまるとクオンが同時に映っているシーンが無いのでそれもちょっとした伏線になっていたかもですね。

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