Yell note :Page18 絆のアリル第2話「出会いの引力」感想
君は「引力」を信じるか？
「時よ止まれー！！（CV貫井柚佳さん）」というわけで絆のアリル第2話感想記事です。
前回記事のサムネは公式HPからそのまま持って来たんですけど、他の感想まとめ系サイトも同じ画像使ってるもんだから埋没してしまうのが気に食わなくて今回から多少サムネを工夫しようと思います。アリルズちゃんたちのおかげで素材は死ぬほどありますからね！
※記事中のアニメ本編画像は絆のアリル公式サイト（©KA/絆のアリルPJ ©絆のアリル製作委員会）より引用しています。
１．エンカウント！
謎空間で寝ていた丸っこい謎アバターに「まるまる」と命名しご満悦なミラクさん。指で突いたりなでたりしてますけどそれ中の人いますよね…？
授業の合間なのにまるまると惰眠を貪っていたミラクに匍匐前進で近づく不審者が。もしもしポリスメン？
ミラクの寝顔を堂々と盗撮していたこの少女の名前はクリス（CV小玉ひかりさん）。思ったよりもさらに不思議ちゃん度が高いというか、ある意味でサポートAIのバニティよりも表に出ている感情が薄い印象です。
第1話でミラクが披露したパフォーマンスを見たことをきっかけに彼女へ興味を持ったということらしいですが、クリスの真意は如何に。
ADEN内にいるということはクリスも当然学園の生徒ということ。バーチャルアーティストコースのみを選択しているミラクとは異なり自分が興味を持った複数のコースを選択しているようだ。逆に言えばクリスの多才さを表している、とも言えますね。
クリスにくっついていく形でデザイナーコースを受講するミラク。VR世界では自由にアバターをカスタムできるらしいことが明かされ、ミラクがリアル世界と変わらない外見（自分の外見をスキャンしたデータ）なのは本人いわく「デザインのセンスも技術もないから」とのこと。とはいえVR世界でも"ありのままの～姿見せるのよ～"というスタイルを貫くミラクはある意味で大物かもしれない。
生徒が作成したアバターの中には（一部の視聴者的に）見覚えのある姿が。作成者の名前はニスカ。まさに男装の麗人といった佇まいでミラクは温室で出会った美少年のことを思い出す。キャラの描き分けができてないとかじゃなく公式的にもこの二人が似てるっていうことでいいみたいです。第1話放送時に混乱してる人いましたから。
２．幸運来たる？
授業が終わって二人で昼食…と思ったら忽然と姿を消すクリス。もしかしてログアウトした？
さすがに食事もVRというわけではないようでミラクはリアル世界に戻り学食でバニティからたこ焼きを受け取る。公式Twitterがエイプリルフールで匂わせていた「ミラクの好物はたこ焼き」という設定が本編で登場。
そのまま学食で食べるのかと思いきやなぜか再び温室に向かうミラク。どうやら紅茶の君のことが気になっているようだ。
早速たこ焼きを頬張っていると第1話と同じく草むらの中から紅茶の君が現れる。第1話といい何やってるんですかねこの人。植物の手入れというわけでもなさそうだけど…。
お互い名乗ることもないのにミラクの人懐っこい性格もあり打ち解けているように見える二人の関係性。ファンクラブもあるらしい彼(？)の人物像が明かされるのはいつになることやら。というか第1話でもこの二人の会話シーンってかなり丁寧に描写されてますよね。後のストーリーに効いてくるのかな。
昼食後ミラクはVR世界で再びクリスと合流。クリスは友達がいないことをサラリと打ち明け気まずいミラク。しかしここでミラクのコミュスキルが発動。「わたしたちも友達だよね！」そうだねズッ友ﾀﾞﾖ…！
そしてクリスはミラクがパフォーマンスしていた曲の「寄花」でライブ配信を行うと言い出す。しかも見たのはその一度きりだと言う。
突然のライブパフォーマンスにも関わらず堂々としたダンスと歌を披露するクリス。先ほどまでポツポツと口数少なく話していた雰囲気とは人が変わったような姿はまさに「バーチャルアーティスト」…！！
ギャラリーからも称賛の声があがりミラクは自分との差を痛感する。そしてクリスは落ち込んでいる様子のミラクの手を引き彼女の頬にそっと口づけを……って見るアニメ間違えたかと思った。春だしSAKURA*TRICKオマージュなのかもしれない。きっとそうだ！
まあ真面目な感想を言うとクリスって登場時の匍匐前進に代表されるように直感的と言うか本能的に生きてる雰囲気があるので、犬とか猫みたいなノリでの愛情表現だったんじゃないかと思ってますよ。ていうかそうであってくれないと今後の展開が女×女の激重感情バトルになってしまうので。
３．第2話で判明したこと
・VR世界でのアバターの外見＝リアル世界での外見とは限らない
ということはクリスがリアル世界でどんな外見なのかわからないし、「紅茶の君」もVR世界でどんなアバターを使っているかわからないということでもある。
・VR世界へのダイブは腕に付けたデバイス「バニティム」を使用する
ダイブのON/OFFは魂が出入りするような演出となっているがダイブ中の生身がどうなっているかは不明。時間経過はリアル世界と同じな模様。
・ADENの授業は単位制
大学のように自分で受けたい授業を選択する芸能系専門学校。自分が選択したコースでなくても選択者と同伴なら授業を受けられるという謎制度がある。先生もサポートAIであるバニティのバリエーション。