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Yell note :Page19 絆のアリル第3話「ステージへの第一歩」感想

3月くらいからほぼ毎日アリルズちゃんの生配信があったのでseason1が終わった現在、若干燃え尽き症候群的な感じになっています。どうも私です。

しかしアニメの方はようやく話の本筋が見えてきたようで主要キャラが続々登場。ミラクの明日はどっちだ?!ということで第3話の感想になります。

※記事中のアニメ本編画像は絆のアリル公式サイト(©KA/絆のアリルPJ ©絆のアリル製作委員会)より引用しています。

1.バーチャルグリッドアワード

まったく、小学生は最高だぜ!

小学生どころか幼稚園児くらいな気もしますがミラクはかなり幼い頃からキズナアイに憧れていたようで、つまり10年くらいは「アイちゃんみたいになりたい」と願い続けていたことになります。第1話でキズナアイを猛プッシュしていたのもその辺の背景がある模様。

そんなミラクはこの日も元気に登校。VR世界でクリスと合流しADEN学園の学園長であるオーリス(CV田澤茉純さん)からバーチャルグリッドアワード(以下VGA)なるコンペティションの開催発表を聞くことに。オーリス学園長は物腰柔らかな若い女性の姿をしていますが世界初のAI学園長という驚異の存在です。

やる気になっているミラクと彼女を見つめるクリス

第1話でもキズナアイの説明として出てきたVGA。優れたバーチャルアーティストを表彰するための賞レースで、その優勝者は「ラピンドール」として称えられる。ちなみにラピンはフランス語でウサギを指しているらしく、バニティを始めとして絆のアリルの世界ではウサギがモチーフになっている要素が数多く登場しています。

で、そんなVGAに出場するためには「ADEN SEEDエイデン シード」という下位の大会を勝ち抜く必要があるようで。学園内チャンネルでの活動実績がランキングに反映されるという人気と実力がモノをいう勝負。

大会形式は私の理解不足でなければ「ADEN SEED予選→(上位15人)→ADEN SEED本選→(15人からさらに絞られる)→VGA→優勝者がラピンドール」という流れになっている…はず。15人……あっ(察し)。
そもそもVGAが全世界を対象にしているので「ADEN SEED」はADEN学園の代表決定戦という位置づけなのかもしれません。ミラクが目指す頂の高さは説明を聞いただけでも生半可ではないことがわかります。

守りたい、この笑顔

すっかりお馴染みとなった学園内の謎空間で作戦会議を繰り広げるミラクとクリス。正体不明のマスコットキャラに「まるまる(CV???)」と命名しミラクはご機嫌な模様。しかしまるまるはその丸っこいフォルムとは対照的にツンツンな態度を崩さない。妙に人間臭いのでオーリス学園長やバニティのようなAIではなさそう。

ミラクは授業を受けるクリスとはいったん別れて現状把握をしてみることに。チャンネルランキングを確認してみるとミラクは540位、コラボを申し込んで断られたノエルは23位。超有名人らしいノエルでさえもまだ上位15人には入っていないという壁の高さ。
ミラクはクリスのアドバイスを受けバニティ先生、さらにオーリス学園長へ直接パフォーマンスについてのアドバイスを求めるというダイレクトアタック作戦を敢行。

学園長室へ向かう途中にすれ違ったのは前回のラピンドール受賞者であるエイダ

「課題曲を上手く歌うコツ」についての問いに対し禅問答のような反応をするオーリス学園長。
ミラクが思うパフォーマンスへの表面的な話ではなく「ミラクにとっての夢とは何か?」というなかなか難しい問いかけ。今のミラクにとっては「キズナアイのようになること」と「ラピンドールの獲得」がイコールになっていますが、では夢の中で言っていた「たくさんの人と繋がりたい」という願いも同じ意味を持つかというと必ずしも同義ではなさそう。

ちょっとラスボス感もあるオーリス学園長

2.ちょっとツラ貸しなよ

よくわかんないからとりあえず配信してくる!という脳筋な思い付きを即実行するミラク。キズナアイも作中では楽曲が注目されてますが実際のところバラエティ的な要素も強いバーチャルタレントでしたよね。ミラクも自分自身の想いを率直に言葉にしていて、自分の人間性も含めてバーチャルアーティストなのだという気概がわかる一幕です。
そしてミラクはVGAの課題曲(のはず)である「Wonder Heart」を披露。この曲は絆のアリルPVでも使用されていた曲なので私を含め聞き覚えのある人も多かったでしょう。

配信を終えて手ごたえを感じていたミラクに招待メールが届く。送り主はなんとノエル。応じてみると二人以外に立ち入ることのできないクローズドスペースに飛ばされる。他に助けを求められないぶん、体育館裏に呼び出されるより怖いかもしれない。

デコルテが印象的なノエルさん

有名人に会えてテンションが上がるミラクに対しノエル(CV貫井柚佳さん)は開口一番「ミトメラレナイワァ!」……じゃなくて「信じられない」と言い放つ。

アマチュア気質でアーティスト活動を行うミラクに思うところがあったらしく自分の苛立ちをズケズケとぶつけるノエル。ランキング23位ということは当然相応の実力を備えているわけで、そのための努力もまた並大抵のものではないでしょう。そんな彼女からしたらとりあえず誰かを頼ろうとするミラクの姿勢は到底受け入れられなかったのかもしれません。それにしてもえらくキツい性格してますね…。

言われたい放題のミラク。そんなミラクに寄り添うクリス。一方ノエルはVGAに対し並々ならぬ覚悟があるようで。
ついに始まったADEN SEED予選編、ミラクは上位15人に入ることができるのか?!

ところでEDクレジットに第3話に出ていないクオンの名前があったんですけど…つまり勘のいいガキは嫌いだよ案件ですか…??

Cパートではなぜか雑学についてバニティが解説してくれました。Non Fungible Token(ネイティヴ発音)……これがNFT(わかってない)。

3.第3話で判明したこと

・課題曲は自分で歌詞を作っても良い
様々なデータからAIが作った課題曲であるという「Wonder Heart」。ミラクはオリジナル歌詞をそのまま歌ってましたが前フリがあった以上は違う歌詞で歌うキャラが出てきそう。

・ノエルのアバターは生身をスキャンしたタイプだった
ミラクの場合はデザインセンスが無いからという理由でしたが、ノエルは「リアル世界の自分の外見が優れているのだからVR世界でもそのままでいるのは当然」とか言い出しそう。