追補appendicx

série I 『観察』
1. 前提
a. 外界の認識作用
b. 限定された注意
c. 前提を外した観察
2. 定位
a. 意識水準と注意の向け方
b. 状況に対する構え
c. 方向性と行為
3. 俯瞰
a. 視座を外した観察
b. 生成の場に没入する
c. 水平の時間と垂直の時間

série II 『多水準コミュニケーション』
1. 外延と包含
a. 暗示と明示
b. 内容[報告]と関係[命令]
c. 二重枠
2. 言葉と身体
a. 意識と無意識
b. 状況記憶と学習
c. 二重作動
3. 個人内と個人間
a. 状況に置かれた人
b. 文脈とコンテクストマーカー
c. メタ・コミュニケーション

série Ⅲ 『パラドックス』
1. 自己言及的パラドックス
a. 語る私と語られる私の関係
b. 主語の不定
c. 自分と居場所
2. 文脈的パラドックス
a. 無限に増える文脈
b. 述語の無限増殖
c. 覚醒状態と耐性の窓
3. AでもなくBでもなく
a. 心理的逆転
b. 二項対立の脱色
c. 境界と主体性

série Ⅳ『隠喩(メタファー)』
1. 隠喩と類推
a. 擬え(うつし)と類する(るいひ)
b. 直喩と比喩
c. 架橋と階梯の機能
2. 提喩と換喩
a. 近接関係
b. 部分と全体の関係
c. 包含と隠意
3. 象徴と寓意
a. 象徴(シンボル)
b. 物語(アレゴリー)
c. 水平の時間と垂直の時間

série Ⅴ 『相互作用』
1. 個人間
a. 行動の連鎖
b. 文脈と徴候
c. わがままな様と何気ない様
2. 個人内
a. 知覚と想起(アクセスは再構成)
b. 運動と観念のイマージュ
c. 記憶(結晶)
3. 個人間と個人内
a. 水準(システム)
b. 多重多層(フラクタル)
c. 冗長性(パターン)

série Ⅵ『予測と制御』
1. フィードバック
a. 変数と変数の関係
b. 差異の観察と修正
c. 反応形成
2. キャリブレーション
a. 状態と段階
b. 文脈と学習
c. 階梯を横から眺める
3. 見立てと手続き
a. 現象を相関として捉える
b. 現象から手続きを検討する
c. 治療的状況のデザイン

série Ⅶ『立場と視点』
1. 役割
a. 状況に置かれた人
b. 状況へ案内する
c. 状況と視点(定位と方向性)
2. 視点
a. 視点と切り取り
b. 視点と理解
c. リフレーミング(現実の再構成)
3. 地図(なぜ迷子になるのか?)
a. 現在地と地図
b. 鳥の目と虫の目
c. 地図は土地ではない

série Ⅷ『追従と逸脱』
1. 観察の没入
a. 模倣と適合
b. 外界とカップリングする
c. 活動システム(無意識の観察)
2. 差異と生成
a. 差異が現れる
b. 生成される場と俯瞰
c. 遠心力と求心力の流動
3. 現働的と潜在的
a. 現前の現象と実在
b. 未決定性と有限性
c. 内在平面と俯瞰(ドゥールズ)

série Ⅸ『エリクソン再考』
1. 追従モデル
a. ペーシングと反応形成
b. 脱学習、脱文脈
c. 二段階解離
2. 予測モデル
a. 地図と土地
b. 状況をデザインする
c. 生活構造のリフレーミング
3. 利用と自然
a. 利用技法
b. 自然思考
c. 全人的回復と人生(学習と脱学習)

série Ⅹ『ベイトソン再考』
1. 記憶と持続(多層多重な時間スケール)
a. 運動記憶と水路づけ
b. 運動図式(範囲・選別・類似・近接)
c. 運動階層(分割できない延長)
2. 伝達
a. 神経系、分泌系、免疫系
b. 細胞と物質(プレローマとクレアトゥーラ)
c. 進化と生態学(ベルクソン)
3. 内在(内部観測)
a. 内在=ひとつの生(パレーシア)
b. 出来事と偶発性(主体化と形態)
c. 潜在性と現働化(矛盾と二重性)

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