読書バリアフリー対応って何から始めたらいいの?

先日、第169回芥川賞に選ばれた重度障害がある市川沙央さん、記者会見場での発言に関心が集まった、「読書バリアフリー」という言葉。

「読書バリアフリー」とはすべての人が自由に本が読める環境を整備すること。
読書に困難があるのは障害を抱える人々だけではなく、加齢による衰えもあり、いつかはだれもが直面するかもしれません。

学校や公共の図書館などで、「読書バリアフリーに対応してください」「今後対応していきましょう!」って言われても、何から始めたらいいのかわからない…という方も多いかと思います。

読書への困難は人によって何が困難なのかがまったく異なるので、いきなりすべての困難に対応しようとしても、それは難しいかもしれませんね。

予算や、既存の施設で新しく導入できることは限られているかもしれません。

そんな中でもできることを、私たちシステムギアビジョンはご提案いたします。

私たちは「視覚支援機器」の会社なので、見えない、見えにくいことで困難を抱えていらっしゃる利用者様の不便を解消するお手伝いが得意です。

ですが、もうちょっと他のお手伝いもできますので、視覚への支援、それ以外の支援などここで少しずつご紹介したいと思います。

まず「見えない」ことでお困りの方が読書を楽しむための機器、
「デイジープレーヤー」

デイジー図書再生機 エンヴォイコネクトLモデル|システムギアビジョン (sgv.co.jp)

デイジー図書という言葉は図書館などに関係する方なら聞いたことはあるかもしれませんね。

そのデイジー図書を再生するための機械、「デイジープレーヤー」を、とてもシンプルな操作に絞り込んだのが、このエンヴォイコネクトです。

視覚障害がある方ならすでにデイジープレーヤーをフル活用されている方も多いかとは思います。また、デイジー図書やデイジープレーヤーを上手に使いこなしている方は、よりたくさんの機能やハイスペックなものを必要とされていることが多いと思います。

私たちが扱うエンヴォイ・コネクトは操作がとてもシンプルなので、読み上げる速さの調節機能などはありませんが、デイジー図書を利用し始めたばかりの方、目の障害だけでなく、加齢により読書に困難を感じるようになってきた方にも簡単に操作していただけます。

このデイジープレーヤーは、利用者様の希望するデイジー図書のデータを、図書館のスタッフさんが機械にパソコンを経由してデータを入れた状態でお渡し(貸し出し)することを想定しているため、図書館などの公共施設様への販売に限定しております。

操作がシンプルな基本操作のみで価格を抑えているため、読書バリアフリーへの取り組みの第一歩としても導入しやすいかと思います。


デイジープレーヤー エンヴォイコネクトの画像、表面と裏面


システムギアビジョンでは見本機(デモ機)のお貸出しを行っております。
お貸出しは無料で、返却時の送料のみご負担をお願いしております。

エンヴォイコネクトはすでにたくさんの図書館様、点字図書館様で導入いただいております。
みんなにやさしい図書館への第一歩として、ぜひご検討ください。

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