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【全体視点を持つ】 6.逆算から要素を選ぶ

全体を見る目の養い方を連載してきました。

【全体視点を持つ】 1. 視点を変える

【全体視点を持つ】 2. どんな要素があるかを知る

【全体視点を持つ】 3. 向かう方向を決める

【全体視点を持つ】 4. 方向の決め方

【全体視点を持つ】 5.未来を想定する


・視点を変える習慣を持つこと

・自分(チーム)に今ある要素を正確に把握すること

・方向を決める

・方向の決め方

・未来の想定の仕方

と、来ました。


次は、逆算して要素を選択する

という話です。


前回、次第に方向が決まってくるという話をしました。


この方向は、一直線ではなく

台風の予想進路のように幅があります。

幾つかのルートがある中で

とりあえず、主流となりそうな1つのルートを想定して


3年後でも5年後でもいいのですが

そうなったと仮定します。


例えば、わかりやすいところでは

3年後は結婚して、家庭を持って子どももいます

と仮定します。

そして、それが決定された未来であるとするならば

逆算して

今あるもの、今やっていることの中で

何が必要で、何が不要かを考えます。


不要なものは外し

今ないもので必要なものは、どこかから手に入れるようにします。


ここで大切なポイントは

今あるものを生かそうとしないことです

最初に、どんな要素があるかの現実を見るときには

今あるものに注目しました。


ここでは視点が変わります。

結果から逆算して考えます。


家に、玉ねぎと人参と鶏肉ときのことトマト缶があります。

これで、どんな美味しい料理を作ろうか?

と考えるのではなく

最高の美味しい料理を作って食べる

というのが未来の結果であるならば

そのために、今ある材料と腕と、そこにどんな要素を足せば最高のものが作れるのかを考えます。

当然、今あるけれど使わない食材も出てくるでしょうし

新たに調達する必要のあるものも出てきます。


自分の人生を作っていく代表チームを構成するためには

心を鬼にして(?)チームから外す選手もいるでしょうし

新たにスカウトする必要もある、ということです。


わかりやすくするために

1つのルートでの考え方を書きましたが

ルートは複数想定できるので

幾つかを同時進行で組み立てながら

現在地を都度確認して

メンバーの入れ替えを行っていきます。

(ここでの人生を作るメンバーは、人だけではありません。

機械や道具、インターネット、インフラといったものも含まれます。)


でも、みなさんの場合は、あまり複雑にせずに

人生視点で考えて
次の3年から5年で何を実現させるか?

という風に考えるとやりやすいと思います。


この何を実現させるか?を

自分の欲求や希望ではなく

人生全体から見て

〇〇歳から〇〇歳のこの数年で実現させておくべきことは何なのか?

と考えるのです。


やはり、その年代じゃなきゃ経験しにくいことってあるんですよ、人間は。

あなたが神様や仙人や妖怪ではない限り

人間という肉体を持った生き物としての制約はあるので

そのあたりは現実的に考えた方がいいですよね。


そして、ご自分が代表チームの監督になったつもりで

結果に至るための代表メンバーを集めてください。


(私のコンサルは、このように多重多角視点で
人生全体を見ながら、現実的にできることを提案します)


 ➡︎桑田和子の個人コンサルティング

もし何かのお役に立てたり、心に響いたら、サポートしていただけると嬉しいです。 それが私の今後の活動への糧となります。